投稿日:2009-01-02 Fri
今回も2008年9月29日に行われた「東村山市立第八保育園の指定管理者の指定」という議案についての主な会派の審議を、一問一答形式に再構成して紹介する――。
○福田かづこ議員 まず、3年前に、第八保育園を指定管理者による運営とする、この是非についての検討の有無と検討内容について、検討会のメンバー、時期と回数、議論の過程、また、結果とその理由についてお尋ねいたします。
検討が行われなかったとすれば、なぜ行われなかったか、その理由も。それから、第八保育園を結果として指定管理者としたわけですが、その理由についてもお尋ねいたします。
○政策室長 3年前の件でありますが、検討会のメンバーとしましては、政策室次長、総務部次長、総合調整課長、経営改革課長、政策法務課長、人事課長、職員組合の委員長をメンバーとしまして、各施設担当所管と協議を重ねてまいりました。その時期と回数でありますけれども、平成17年1月26日の指定管理者検討会の準備会から、指定管理を決定するまでの回数としましては17回重ねてまいったものであります。議論の経過としましては、第八保育園につきましては、指定管理者制度直営業務委託制度等々、あるいは、選定に当たっての特命公募等の議論がされたところであります。その結果、包括的な管理業務を行うためには、指定管理者制度で、また、選定は原則公募、条件つき特命となったものであります。
以上の経過を踏まえまして、17年の9月議会で御可決をお願いしたものであります。
○福田議員 第八は条件つきとなったということですが、結果として、保育園であっても指定管理者、つまり保育者がころころかわる指定管理者がふさわしいと、そのときに判断なさったということですね。それを確認いたします。
○政策室長 先ほどもお答えしたとおり、現に包括的管理制度委託を行っている、この第八保育園そのものを継続することを担保するためには、指定管理者制度が妥当であるということの論議を踏まえて決定したものであります。
○福田議員 この3年間、定期的な収支運営保育実践についての協議・監査などが行われていたのか、その詳細をお答えください。その結果、所管が問題があるという認識だったのかもお尋ねいたします。問題の改善についての協議の実践の結果への評価もお聞きしておきます。
○保健福祉部次長 社会福祉法人・ユーカリ福祉会が第八保育園の指定管理者となった平成18年より、毎年、第八保育園の管理運営に関する基本協定、それから、管理仕様書、それから、管理運営に関する年度協定書に基づき、市と指定管理者との間では協議を実施しております。
市と指定管理者との協議で問題があるという認識はありませんでした。
保育園に問題等が発生したときの対応につきましては、その都度のユーカリ福祉会と協議をし、解決をしてきております。
○福田議員 保育園保護者の満足度などの調査を所管はどのように把握したか、客観的なデータの存在の有無も含めてお尋ねをいたします。
○保健福祉部次長 保護者会の保護者の満足度につきましては、選定委員会にてユーカリ福祉会が応募団体として提案した内容の中に、保護者アンケート結果の発表等により把握をいたしました。
○福田議員 3年間の総括として、指定管理者を変更しなければならないと評価したのか、その理由は何かについてもお尋ねいたします。
○保健福祉部次長 暫定3年間の経過措置を踏まえて御議決いただいたことを踏まえての結果でございます。
○福田議員 第八の指定管理者制度継続の是非については検討がされたのか。したのなら、その検討経過とその結果と理由。していないのなら、なぜしていないのか。結果として、指定管理者を継続することにしたわけですが、それを是とした理由についてもお尋ねをいたします。
指定管理者の選考に当たって、事前の保護者への聞き取り調査、アンケート調査をなぜ行わなかったのか。保育所の設置条例は、指定管理者の再度の指定を妨げないとしています。なぜ、指定管理者を変えようと考えたのかお尋ねをいたします。
○保健福祉部次長 平成18年の管理者制度への移行時には、3年後にはプロポーザル等により何らかの競争によって指定管理者を選定することとされ、そのため、この3年間、保護者などの理解を得る説明期間と位置づけられておりましたため、指定管理者制度については継続をしていくという考えでおりました。
○福田議員 何でアンケートをとらなかったのかという、この後のことでも言えば、応募期間をつくったので、公募することになったので、その中で選定がされるから、つまり、保護者からのアンケートは必要ないとお考えになったということですよね。それについて確認をさせていただきたいと思います。
○保健福祉部次長 市で直接保護者の方にアンケートをした経過はございませんが、先ほど答弁したように、通常の毎年の協議の中で、保育園についてお互いに考えるという話し合いはしてきておりました。
○福田議員 選考に当たって、各項目の重要度を明確にしていただきたい。まず、保育内容、次に経済効率、そしてその他の選考項目とその重要性についてもお尋ねをしておきます。
○保健福祉部次長 今回、使用しています東村山市立第八保育園指定管理者募集要項の選定方法には、応募者から提出された書類及びプレゼンテーションにより審査し、決定するとなっております。各応募団体が提案いたしました内容により、評価をいたしました。選定結果につきましては、その内容を十分に踏まえた各選定委員が公正に御判断していただいた結果であると考えております。
選考に当たっての各項目の重要度でございますけれども、第1に、団体としてのノウハウを生かした質の高い保育サービスの提供の取り組み、及び、向上が図れるか。第2に、保育サービスが継続的に提供する能力があるか。第3に、安全な管理運営の確保ができるか。第4に、経費の削減ができるかなどでございます。また、プレゼンテーションでの保育全般についての提案、主張なども重要であります。
いずれにいたしましても、どの項目も重要でありますので、選考に際し、総合的に判断した結果であると考えております。
○福田議員 選定委員会の選定意見についてお尋ねをいたします。
今の保育士を子供たちから奪うことについての子供への影響、危惧は議論をされたのかどうか。それは何人の委員から出され、どのような結論に至ったのかをお尋ねします。プレゼンの資料によれば、参入法人は保育士を全員引き続き雇用するとしています。選定委員会は、それを可能と考えたのか、可能という意見は何人いたのか、また、その議論の具体的な内容も明らかにしていただきたい。
○保健福祉部次長 選定委員会の応募者から提出されました書類、及び、プレゼンテーションの資料等で、保育士を全員引き続き雇用するとした内容の説明がございました。その際、応募者からは、現に第八保育園で雇用されている職員、継続雇用については、指定管理者として選定された後、現指定管理者と協議を重ね、雇用していくという説明がございました。委員から、特にあったかという意見でございますけれども、これについては特に御意見はございませんでした。
○福田議員 保育士全員引き続き雇用する、決まった段階で現運営者と話をすると議論がされたよということですが、そうすると、その選定委員会の中では、特に保育士が全員いなくなるかもしれない、そのことについて子供たちにどういう影響を与えるのかという議論は、質問もなければ、そこでの議論の対象にはされなかったということなんでしょうか。確認をいたします。
○保健福祉部次長 全員雇用しますというプレゼンテーションで、あるいは事業計画書で提案があったわけですが、我々はというか、選定委員会の中では、全員いなくなるという仮定はしていなかったと私は記憶しております。あくまでも、全員を雇用したいというお気持ちを表に出されていましたので、そういう面では、特にそこの議論というのはなかったように記憶しております。
○福田議員 選定結果、全項目の3法人の各点数を明らかにしていただき、また、上記点数差の理由もお尋ねをしておきます。
○保健福祉部次長 安全な管理運営ができるかというところでございます。ここは、施設の維持管理に関する計画、これにつきましては、1位がユーカリでございます。2位との差は5点、3位との差は0点。ですから、2位と3位は同じ点でございます。
次に、危機・安全管理に関する計画ですが、ユーカリが1位でございます。2位との差は4点、3位との差はゼロでございます。個人情報の保護についてはユーカリが1位、2位との差が2点、3位との差はゼロでございます。関係法令等の遵守、1位はユーカリでございます。2位との得点差は8点、3位との得点差はございません。
公の施設の設置の目的が効果的に達成されるかということでございまして、1つ目は、施設、業務の理念でございます。1位は、土の根でございます。2位との差は16点、3位との差は12点。それから順位計画でございます。1位は土の根会でございます。2位との差は12点、3位との差は20点でございます。
次に、保育サービスの向上が確保されるかという点でございます。1位が土の根会、2位との差が20点、3位との差が24点でございます。
効率的な管理・運営及び経費の削減が達成できるかということでございますけれども、1位がすずめでございます。2位との差が6点、3位との差が13点でございます。それから、現行の当市が負担している経費を削減できるかというところで、1位がすずめでございます。2位との差が20点、3位との差が14点でございます。
それから、事業計画に基づく管理運営を行う能力を有するかということで、安定的な経営基盤を評価したところでございますけれども、1位はユーカリ、2位との差は24点、3位との差は4点でございます。
それから、その他施設の特性に応じて必要と認められる事項でございますが、1位はユーカリでございます。2位との差は11点、3位との差が13点でございます。
○福田議員 第八保育園保護者のこの間の運動を所管はどのように受けとめたかお尋ねをしておきます。
(答弁漏れ)
○福田議員 今後のあり方について、検討を進める考えがあるかどうか、その検討はどこで、どのように行うのか、お尋ねをしておきます。そして、その際、保護者との話し合いは不可欠だと思いますが、どうするのかお答えください。そして、あくまで指定管理者にこだわるのかどうかもお尋ねをしておきます。共産党は、公立保育園の民間委託はするべきではないと思っています。しかし、第八保育園に限って言えば、ユーカリ福祉会に長期委託をするほうが子供たちのためであると考えます。市長はどのようにお考えなのかお尋ねをしておきます。
○保健福祉部次長 当然、保護者の方々の御理解は得るべきものだと考えております。それから、あくまで指定管理にこだわるのかということですけれども、これもこの間、答弁してきておりますけれども、民間にできることは民間でという考え方に立って、保育園の管理運営については、公と民がお互いに責任を持ちながら役割を担っていくことが重要であるということを基本に考えております。
○渡部尚市長 ユーカリ福祉会に長期委託をすべきということでございますが、今回の指定期間については、当初の募集要項上の5年とさせていただいております。今後、これは一般質問、代表質問でもお答えをいたしましたけれども、指定管理期間がどの程度がふさわしいのかということについても、検討を進めていきたいと考えております。
○福田議員 民間にできるものは民間にという話です。そこは、議論が分かれるところなんですが、私がここでお聞きしたかったのは、第八保育園について、あくまでも指定管理者にこだわるのかということなんです。先ほど市長に御答弁いただきました。今後、期間についても検討するとおっしゃってくださったわけですが、それは私は前進だと思っています。だけれども、指定管理者はやはり保育士がかわる可能性を残すんですよ。それがいいのかどうかとお尋ねしておりますので、それでお答えください。
○保健福祉部次長 指定管理にこだわるのかという点についても、先ほど答弁を差し上げたとおりだと思います。確かに、指定管理者制度の制度自体、いろいろな御意見がありますし、制度の導入のときもいろいろな議論があったことは確かでございます。ただし、現行では今の制度をよりよくしていくというところで、議論をさせていただきたいと思っております。
○福田議員 例えば、今まで問題については協議をしてきて解決してもらったから問題があるとは思っていなかったと言っていらっしゃるんですね。その結果、であれば、何で継続ということを、例えば、5年で決まっていても、継続という答えを出してもよかったわけですよね。条例上はそれを妨げていなかったわけですから。それを選択しないで、あくまでも公募をして、プロポーザルをして、これをかわるかもしれないという、そういう手段をどうしてとったかというについても、お尋ねをしておりますので、それを明確にお答えください。
○保健福祉部次長 あと、条例のところで5年で公募をしなくてもいいんではないかという御意見ですけれども、この条例の解釈については、5年後は公募しますよという解釈で私どもは考えております。
○福田議員 私、保育の質のことは、やはり保育士が問題だと思っているんですよ。それで、しつこくお尋ねするんですけれども、全員雇用することで、全員がいなくなるという考えはなかったとおっしゃいました。でも、現在のユーカリ福祉会が雇っている保育士というのは、ユーカリ福祉会の理念でもって保育をしてきたわけですよ。その保育を否定されたんですよ。その保育園に残れますか。残りませんよ。それは、保育士は、みずからの理念に基づいてその法人の中で、思想に基づいて頑張ってきたんですよ。それを否定された保育園に、い続けることはできないと思いませんか。なので、私は代表質問でもこだわりましたし、今回もこだわるんです。そのことについて、その委員会の中で、選定委員会の中で、だれ一人これについて言及することがいなかったということそのものは、大問題だと思いますけれども、保育所管としてはそうは思われませんか。そのことについてお答えください。ぜひ、市長にもお答えいただきたいと思います。代表質問でも、私はそれを質問させていただいて、その分については明確にお答えいただいていないと思っていますので。
○保健福祉部次長 十二分に協議をしたいという事業者からの説明がございました。
○渡部市長 かわることについて、選定委員会で議論がなかったことは大問題だということでございますけれども、行政側の人間が、そのことについてどのような認識にいたかということについてになると、確かに御指摘の部分もあるかもしれませんけれども、一応、市民の選定委員の皆さんは、私どもがつくり上げた枠の中での判断をお願いしておりましたので、選定委員の市民委員の中にも、指定管理者制度そのものはどうなのかという、個人的にはそういう御意見のある方もいらっしゃったようでございますけれども、選定の中ではそういったことは議題として上がらなかったということでございますので、そこは誤解のないようにお願いをしたいと思っております。
これは代表質問や一般質問でたびたびお答えをいたしておりますけれども、指定管理者制度、あるいは、民間に委託という形でも結構です。業務委託形式がどこまで可能かは別としましても、いずれにしても、こういう制度をとっている限り、かわる可能性はやはり否定はできないというのが私どもの考え方でありまして、そのこと自体で、民間委託、あるいは、指定管理者制度そのものが保育になじまないとは、私どもとしては考えておりません。できるだけ、もし万が一かわる場合においては、子供たちや保護者の皆さんに対しての精神的な不安や負担をいかに軽減できるかということが、今後の大きな課題であるということを、これまでの間、申し述べてきたとおりでございます。
○福田議員 今後もよりよいものにしていきたいとおっしゃっておられました。そうであれば、私は今回の轍を踏まないためには、まず、選定に入る前に、保護者が変えてもらいたいかどうかというのを東村山市として把握した上で、継続をするかしないかを決めていただきたいと思うんですが、それはいかがでしょうか。
○保健福祉部次長 轍を踏まないということの御意見だと思いますけれども、そういう御意見も踏まえて、十分に議論をしていきたいと思っております。
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○大塚恵美子議員 従来から、当市の保育、子育て施策に密接、かつ、利害が重なる関係者で構成された今回の選定委員会ですが、きょうの質疑を聞いていても、ユーカリがきちんと評価をされた実態もなく、また、継続が丁寧に検討されることもなかったということがわかりました。こうした今回の場合においてのこの選定委員会の透明性、公平性、これは、平成19年10月に出ました指定管理者制度検討会報告書にも明記されていますが、透明性、公平性への疑惑にどう説明責任が果たせるのか。一応答弁はあったと思いますが、伺っておきます。
○保健福祉部次長 透明性、公平性のところでございますが、これにつきましては、先ほど鈴木議員ほかに答弁差し上げたとおりでございます。
○大塚議員 当初第1位に選定された土の根会の設立経過と当該事業における実績や継続性について伺います。
○保健福祉部次長 児童育成部会の会長が花さき保育園の園長になりました経過につきましては、平成18年3月に、前花さき保育園の施設長がお亡くなりになり、前設置者の社会福祉法人・戸越会から社会福祉法人・正和会へ移行に伴いまして、市へ公認の施設長選出の依頼がありました。市は、児童育成計画推進部会長に相談をいたしまして、話し合いをした結果といたしまして、新施設長に就任することを承諾していただいて、現在に至っております。
実績といたしましては、今年度設立されました社会福祉法人であり、今後、当市の保育行政に対し、継続的に御協力いただけるよう願っております。
○大塚議員 土の根会の評価が高かった理由として、安全な管理運営等々がさきの議員の答弁にございましたけれども、なかなかこれが納得性が高いわけでなく、ユーカリ福祉会がこういった観点に対して大きな瑕疵があったのか、不足があったのか、適正化を欠いていたのか、なかなかそう思う部分ばかりではありません。つまりは、この選定委員会の中に児童育成計画推進部会長である方がいらして、また、そちらの土の根会の評価が高かったということへの公平性や中立性との関連について伺っておきます。
○保健福祉部次長 土の根会の評価が高かった理由等でございますけれども、先ほども述べておりますけれども、選定委員につきましても、公平・中立に選定されているものと考えております。
○大塚議員 土の根会の評価が高かった理由と、児童育成計画推進部会長であることの公平性、中立性との関連について、公平性、中立性はありますとおっしゃいましたけれども、やはり大変影響力の高い方がレースに参加しているわけで、このあたりはやはり納得できません。このあたりをもう一度、どう考えるのかをお聞きします。
○保健福祉部次長 土の根会の関係で公平性と中立性についてもう一度ということでございますけれども、児童育成計画部会の委員さんから、選定委員に出ていただくということは決まっていたというか、選定委員の中に児童育成計画部会からお願いしようということは話をしておりました。当然、部会長が新保先生でございますので、これについては、御自分でおりていただくということで、そこは児童育成部会の中で議論をしていただいて、そこから出ていただくということで、公平性、中立性は担保できると我々のほうは考えました。
○大塚議員 選定委員会についてですけれども、先ほどの保健福祉部の次長のお答えにもありましたように、当初選定委員会も公開でいいんではないか、それが途中から急遽非公開に変わったなど、なかなか不明瞭なんだなということがわかりまして、それに加えて、選定委員会の議事録がないことの理由について、改めて伺っておきます。
○保健福祉部次長 今回の指定管理者の選定につきましては、公立保育園の運営であり、市民の大切なお子様をお預かりする社会福祉施設を運営する団体を選定しなければならないという、神経を使う作業でございました。そのため、肯定的、否定的内容にかかわらず、積極的で、責任の伴う意見交換、あるいは、議論が必要になるため、議事録を残さないで、委員個人への過度の重圧を防ぎ、また、決定後に議事録の内容をめぐって決定事項が左右されないようにあえてさせていただいた経過がございます。
○大塚議員 ほかの自治体の指定管理者制度に関する基本方針等では、プロポーザルについては公開と明記されているところが多いです。今回の当市における非公開のプロポーザルの妥当性、そしてだれがプロポーザルを実施したかについて伺いたいです。影響力がある方が当然プロポーザルをされたというのだと思いますが、そこについてお聞きします。
○保健福祉部次長 非公開のプロポーザルの妥当性でございますが、今お答えしたように、今回の選定につきましては、非常に神経を使う内容でありまして、プロポーザルについても、委員は団体に対し、肯定的、否定的な内容にかかわらず、積極的で責任に伴う質問が必要となるため、非公開にすることで、委員個人への過度の負担を防いだためと考えております。
○大塚議員 これも出ましたけれども、西口公益施設の指定管理者選定との相違点、特に議会への情報提供に差があります。その理由を伺います。
○政策室長 西口公益施設の指定管理者との相違点ということでありますが、第八保育園につきましては、既に管理委託を行っている施設として、法の要請に基づいて経過措置対象施設として、既に平成18年度より指定管理者制度を導入したものでありまして、その指定期間の満了によりまして、選定ということになっております。
一方、西口公益施設につきましては、新規施設として、いわゆる、当市の指定管理者制度導入の考え方の第2層を新規施設、第3層を既存施設、この2・3層、つまり指定管理者制度導入の基本的な考え方、これの対象施設として進められたものでございます。また、議会への情報提供につきましては、先ほど所管より鈴木議員にお答えしたとおりであります。
○大塚議員 9月17日のユーカリ福祉会との意思確認の内容、事項、今後の協定の締結の変化について伺います。
○保健福祉部次長 これにつきましては、先ほど答弁をさせていただいたとおりでございます。今後、協定を結ぶ中で、協議をしていくということでお願いをしております。
○大塚議員 あえて聞きます。子供の利益が優先されるべき保育施設・施策にとっての安定性、継続性をどうとらえるかです。さきの議員の質疑にもありましたけれども、保育士を継続させるのだと仮定していらっしゃいましたけれども、こんなことはあり得ないと私も思います。そういった保育士の継続を抜いた安定性、継続性について、どう考えるかを聞くわけです。
○保健福祉部次長 子供の利益が優先されるべき、当然、議員御指摘のとおりでございます。我々もそういった考えの中で、当市の保育施策を含めて、安定性と継続性を見きわめていきたいと考えております。
○大塚議員 今日の質疑においても、評価の実態もなく、指定管理者制度が保育の現場に適切であるかとの根本的な疑問がやはり大きく生じました。そういったことから、今後よりよくしていって、指定管理者で継続したいとお答えになっていますけれども、本当に指定管理者制度の継続が適切であるかの検討が必要なのではないでしょうか。その点含めて、やはり約束をしていただきたく思います。
○保健福祉部次長 指定管理者制度の継続についても、先ほど答弁させていただきましたけれども、制度導入のときもいろいろ議論がありましたし、今回もいろいろな課題が指摘されておりますので、引き続きよりよい方向に向けて検討していく、さらに一層の検討をしていくということで考えております。
○大塚議員 ほかに根拠になるものが当市には見当たらないため、私は今回の質疑も19年10月の指定管理者制度検討会報告書に照らして質疑しているわけでなんですけれども、この報告書というものが指定管理者制度の基本方針なのでしょうか。指定の手続等に関する条例の検討はどうされているのでしょうか。ほかの自治体ですと、やはり指定管理者の手続に関する条例がきちんとあります。また、幅広く自治体経営とアウトソーシングの構想について、欠かすことのできない調達に関する基本指針もあります。多くの自治体では、そういった中に今回の保育所ではそれが見合うかどうかわかりませんが、幅広く地球環境の配慮、障害者の雇用、そして男女平等の推進等、社会的に公平な雇用の推進として、調達の指針にきちんと上げられているところがあります。これを含めてお答えいただきたく思います。
○政策室長 平成19年10月に作成いたしました指定管理者制度検討会報告書、制度導入に関する基本的考え方につきましては、今申し上げましたように、経過措置対象施設の導入を経まして、今後、新規施設、既存施設など、従前、管理委託を行っていない新たな制度導入を行うに当たりまして、その基本的な考え方を示したものであります。指定の手続に関する条例の件でありますけれども、基本的には、1つ1つの施設の個別の背景や歴史、事情等を勘案し、当面は施設ごとに個別条例の改正で対応し、総則的な条例につきましては、経験を踏まえた中でその必要性も含めて検討していきたいと考えております。
ただ、この間の議会での御論議等々もございますことから、この点につきましては、さらに深化させていきたいなと考えております。
それから、調達に関する基本方針ということでありますが、国分寺市では平成19年7月18日に、国分寺市の調達に関する基本方針を策定したと聞いておりまして、ことしの3月には進めるに当たっての中間報告が、たしか出されたと記憶しております。また、公共工事の品質の確保の促進に関する法律であるとか、あるいは、総合評価方式でありますとか、いわゆる公契約の背景、このことについても変化していることも議員のおっしゃるとおりであります。
19請願第11号(筆者注:「公共事業における賃金等確保法=公契約法=制定を国に意見書を求めるための請願」)の政策総務委員会の論議も踏まえまして、担当所管との協議を進め、このことについては検討を深めていきたいと考えております。
○大塚議員 やはりよって立つものがない、この不明瞭さが今回も大きく尾を引いていると思いました。報告書はあっても、それが基本方針なのかどうかわからない。そして、やはり条例、何によって立って、何に振り返っていいか、そのもとになるものが全くない。いつ経験を踏まえてできるのか、さっきの御答弁では大変心もとないところがございまして、そして、さらに他市では調達に関するアウトソーシングの大まかな基本方針もあって、この三位一体によってこの事業が本当に直営でやるのか、外でやるのか、そういった事業の仕分けが展開されているわけです。このあたりは、やはりのんきなことを言っている場合ではないと思うのですが、もう一度伺います。
○政策室長 御案内のとおり、指定管理者制度導入に当たりましては、それぞれの施設の設置条例の改正、これを議会に提案して御論議をお願いしております。その中で、先ほど申し上げましたように、その施設の持つ特徴とか背景等々を御論議いただいた中で、1つ1つ定めている、これが今のやり方であります。そして、それらに基づきまして指定の議決、本日議案としてお出ししております、このような内容で議論されております。
手続条例をよって立つものという形でおっしゃられましたけれども、よって立つものという意味では、もちろん基本方針もそうでありますし、あるいは、行革の方針なんかもそういう形になります。ただ、それを総じて1つの条例としてまとめていくことに対して、今、本当にそれがいいんであろうか、経験としていかがなものであろうかということの議論をさせていただいているというのが今の状況であります。
また、調達も、おっしゃるとおり、最低賃金の問題でありますとか、あるいは、技術の問題でありますとか、雇用の問題でありますとか、あるいは、環境の問題でありますとか、障害者の問題でありますとか、男女参画でありますとか、あるいは、地域の貢献でありますとか、さまざまな施策課題を契約という中に盛り込んでいくという1つの考え方もある一方、他方では、やはり公会計制度の中の1つの契約という行為に対して、公平性、透明性、これをどのように担保するのか、どのように求めていくのか、ここの整理もまた重要な課題だと考えております。
いつまでものんびりとという御指摘がありましたけれども、余りのんびりしないような形で整理を進めていきたいと考えております。
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本会議での質疑はまず最初に、あらかじめ通告してある質問を議員がダーッと読み上げ、それについて行政側がダーッと答えるスタイルになっている。だから私は読んでわかりやすいように一問一答形式に直しているのだが、福田議員の質問に対する行政側、特に保健福祉部次長の答弁はひどすぎる。この日の会議録を見てもらえばわかるが、議員はわざわざ通告書に書いた質問番号を読んで質問している。私はこの記事に掲載する際、かえってその質問番号は紛らわしいから削除しているのだが、ちゃんとどの番号のどの質問を聞いているのか、行政側にわかるように福田議員は質問している。
あらかじめ通告書を出しているのだから、行政側も答弁を準備しているハズだ。質問してきた番号をチェックして答弁すればいいだけの話だ。それなのに答弁漏れがあるなんて、私には信じられない。
福田議員の質疑の中で1カ所だけ「答弁漏れ」という言葉を入れたが、本当は1カ所だけではない。再答弁の際、答弁漏れの部分を何点か答えているのだ。私はその再答弁で答えたモノを最初の質問の答弁として今回は入れたが、それでも埋まらない部分があるのだから話にならない。
第八保育園問題の原因はいろいろ考えられるが、こういう担当所管のいい加減さも原因の1つだと私は思っている。
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