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民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒


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市民報告会を巡る議論
 
「東村山市議会を考える市民の会」が出した2つの請願は2008年6月23日、議会運営委員会で審査された。今回は東村山市議会・議会運営委員会による三重県伊賀市視察結果の『市民報告会』開催を求める請願の審査内容を紹介する――。





 
○田中富造委員 昨年の栗山町に引き続きまして、伊賀市議会への視察で、この内容については、この理由の中にありますように、ホームページ、あるいは市議会だより、その他で報告はしていると思うけれども、やはり議員、我々から直接、市民の方々が、それぞれのまち、市の議会基本条例がどうなっているのかということを報告受けて、また直接質問するとか、そういう双方向の関係の中で、お互いの理解を深めて、議会の活性化と、議会制民主主義の進展のために寄与していこうという考え方じゃないかなと思うんです。で、私たちも2カ年にわたって、公費を使って視察したということからいえば、やはり議会報告、文書で行うことももちろんですけれども、この請願の中にあるように、議会報告会、いろいろな形はあると思いますけれども、全議会運営委員が出席して、それぞれ帰庁報告とか、各委員の感想とか意見とか、いろいろあると思うんですけれども、そういう方向で、市民の方々にそれを浸透させていくことが、我々議運のメンバーとしての責任じゃないかなと思いますので、本日採択をして、今6月ですので、6月中というのはちょっと無理かもしれませんけれども、できれば7月の適切な日に、東村山市議会初の市民の方に対する報告会、それを行えるように、ぜひ皆さんの一致した御意見を求めるものです。

○鈴木忠文委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。木内委員。  

○木内徹委員 ところで、去年でしたか、北海道の栗山町に視察に行ったときに、委員会でそれぞれの感想を述べた記憶があるんですけれども、今日はやるんですか、後から。

○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島崎委員。

○島崎よう子委員 今、委員長のほうから、この請願審査が終わった後、栗山町議会基本条例を制定したところに行ったのと同じように、意見交換を、伊賀市ですか、しますよということでしたが、ここにいるメンバーはみんな同じものを見に行っていますから、前提条件も共通認識も一致しています。それの中での意見交換会と、それを御存じない人たち、市民の方に向かってする視察報告会では、位置づけ、意味が違うのではないかと思います。私も、報告会をぜひするべきだという立場です。特に、余りメジャーでない議題に関心をいただいて、大変ありがたいことだなとも感じております。市政報告会の前に議会の3月予算であるとか、決算特別委員会だとか、そういうこととは違って、伊賀市議会の視察報告を求める請願であるわけですから、ちょうど行ってきたところでもありますし、行ってはどうかなと思います。
 それと同時に、東村山市議会に向けてというよりか、マスコミ等でもそうですが、政務調査費をいかように使っているかとか、あるいは、視察を必要か必要でないかという市民の視線も大変厳しいものがありますから、それにきちんとこたえていくべきではないかなと考えています。

○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。清沢委員。  

○清沢謙治委員 私もこの請願を即刻採択して、市民報告会を開くべきだという立場で意見を述べさせていただきたいと思うんですけれども、そもそも栗山町、伊賀市と視察に行ったわけですけれども、この2つの市から学ぶことは、とにかく市民との徹底的な対話の姿勢ですね。確かに今、議員に対する風当たりというのは大変強いものがありますし、定数の削減ですとか、報酬の削減ですとか、そういった声も大変聞かれる状況です。そういった中でも、栗山町、伊賀市が市政報告会を開いて、とにかく市民と向き合うんだという姿勢が大切だということを学んできたはずなんです。ですから、学んできたことを生かすのであれば、当然、これは請願が出ようと出ていまいと、視察の報告会を開くというのは、私たちが学んできたことからすれば当然だと思うんです。ですから、4月の視察から大分たってしまったこともあるので、ぜひきょうじゅうに採決を行った上で、速やかに市政報告会を開かないと、これが延び延びになってしまうと、非常に請願者の方に対しても失礼だと思いますので、ぜひ採決していただきたいと思います。

○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島田委員。  

○島田久仁委員 昨年、栗山町議会、そしてことし、伊賀市議会基本条例についての視察を行わせていただきました。で、全く栗山町と伊賀市とはよって立つ地盤も違うという、その条件の中で、どこの市議会も今、清沢委員がおっしゃったように、しっかりと市民の意見を聞きながら向き合うという姿勢は学ばせていただいたんですが、この請願のように、視察の報告会を行うということで、市民の方に、私たちが視察に行って、学んできたことをわかっていただくということは大変大切なことだと考えるんですが、そうすると、行政視察というのは、基本的には、議会運営委員会で行った行政視察は、議会改革のために行って、それを即私たちの議会の中で話し合いながら、何ができるかを決めていく、議論をしていくための視察ですよね。なので、市民に報告というのも、それは大事な一つだと思うんですけれども、ほかの常任委員会の行政視察も、そうなると報告をすることが大事ということで、全部が市民報告会につながっていくという可能性もあるのかなと考えるので、そこのところは慎重に取り扱ったほうがいいのかなと私は考えるんです。

○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。伊藤委員。

○伊藤真一委員 ただいまの島田委員の意見と似たような話なんですが、一つ質問を島崎委員にさせていただきたいんですが、また同じ内容のことを清沢委員にも、御意見を伺えればと思いますが。
 この市民報告会の開催を求める請願は、あくまで議会運営委員会による伊賀市視察結果ということに限定しています。しかし、先ほど島崎委員は、公費を使って視察をしているんだから、それを市民に報告をするのは望ましいことであるという意味の御発言でありましたけれども、そのお考えを普遍していきますと、ほかの委員会における視察でありますとか、それぞれ会派が行っている視察に関しても、報告会を持つというのが、筋からいうと正しいということになってこようかと思いますが、その点について、島崎委員と清沢委員にそれぞれ、御意見をお聞かせいただければと思います。

○島崎委員 そこまで考えてはおりません。といいますのは、テーマが議会改革ですね。そして、特に栗山町でも伊賀市議会のほうでも、議会基本条例を学びに行っているわけで、これから皆さんと意見交換するので、それからの確認にはなるかと思いますが、議会基本条例をつくってきた経過とか、あるいは栗山町にしても伊賀市にしても、議会報告会というのを実施しております。そういったことが私の背景の中にありまして、議会全体として、この視察報告会は、議会報告会の前哨戦でもないんですけれども、ちょうど議会報告会を学んできたものを具現化する具体的なテーマになっていて、とても扱いやすいといったら語弊があるんですけれども、適切なのかなとも考えました。ですから、これを行政視察すべてのものとか、常任委員会のものとか、全部適用せよとは、今の時点では考えておりません。

○清沢委員 ただいまのすべての視察の報告会をすべきでないかというお話なんですけれども、私はあくまでも個人的なイメージなんですけれども、そもそも栗山町でも伊賀市でも、市政報告会はやっているわけなんですね。その市政報告会の中で、例えば期間中に行った議会の視察については報告を行うとか、そういったことも可能ではないかと考えております。さらには、各議員団、共産党市議団も先日、小平市に視察に行きましたけれども、そういった各議員団の視察の報告についてなんですけれども、実は共産党市議団は、この伊賀市の視察報告については、市議団で独自に市政報告会を行っておりまして、その中で既に、市民の皆さんに伊賀市の視察報告は行っております。ただ、各議員団が独自に行うものと、議会運営委員会として行うものというのは、当然、意味合いも全く違ってきますので、当然、各市議団の方が、積極的に、独自に行っていただくことと同時に、議会運営委員会としても、公式に視察報告を行うべきだと考えています。

○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。木内委員。

○木内委員 請願が出てきた意図はよくわからないんだけれども、というのは、前回も北海道栗山町の視察後、この委員会でそれぞれの感想、印象を述べて、議論しているわけですね。今後、議会改革という形で、今、議運でも議論しているところですから、それをもってして、この間に伊賀に行ったから、即その市政報告会を求める、その意図が、正直言ってわからない。ですから、別にやれと言うなら、やっても構わないとは思うけれども、しかしながら、皆さんがそれで全員で一致してやろうというんだったら、それでいいと思いますよ。ただ、その緊急性が、私はまだ腑に落ちない。


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 この日の請願審査はここで終わり、継続審査となった。
 ここまでの議論を読むと、木内議員の発言がちょっと噛み合っていない感じがしないでもないが、最後の発言に関しては私も同じ思いを抱いた。発言の言葉が足りないから誤解されそうだが、たぶんこう言いたかったのではないかと思う。

「やるならやってもいいけど、市民報告会も議会改革の内容の1つに含まれるワケだから、本来なら議会改革を経てルールをつくってから市民報告会をするべきではないか」

 とにかく市政報告会というモノを開いて、一歩でも前に議会改革の足を進めた方がいいという考え方もある。私も最初はそう思っていた。でもこの議論を読んでいると、「それはどうなんだろう」と疑問を抱くようになった……。





テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済

議会改革 | 16:34:13 | Trackback(0) | Comments(0)
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