投稿日:2008-11-12 Wed
2008年3月24日に「東村山市議会を考える市民の会」が出した『陳情書は、「東村山市議会会議規則 第138条」の条文主旨に基づき処理すること』を求める請願と東村山市議会・議会運営委員会による三重県伊賀市視察結果の『市民報告会』開催を求める請願の2つの請願は、議会運営委員会に付託され、2008年6月23日に最初の審査が行われた。まず最初に『陳情書は、「東村山市議会会議規則 第138条」の条文主旨に基づき処理すること』を求める請願の審査が行われたのだが、この中で、なぜ陳情が現在のような扱いになったのか、その経過が在任歴の長い議員から話されている。興味深い内容なので紹介したいと思う。(なお、この時の審査についてはこちらに詳しく記載されている)
○島崎よう子委員 陳情を請願と違った扱いにするに至ったときの経過というのを、もし御存じの方がいたら、御説明していただけたらと思うんですが。私ももちろん議員だったんですが、議運に入っていなかったので、詳しいことがわかりかねます。
○鈴木忠文委員長 木内委員。
○木内徹委員 思い出すのは、なぜ陳情を文書コピーして配付になったかというと、大ざっぱですよ。以前、東村山市は、議案の審議というのは、本会議中心主義だったじゃないですか。それが委員会付託になって、そして、どっちが先だったかわからないでけれども、何せ、陳情というのが、昔すごく多く出されていたんですね。それがもう、無責任にも郵送か何かでじゃんじゃん来て、それからまた、国や都に対する話の賛成か反対か、何々してくれとか、どうのこうの、そういう陳情が結構あったんですよ。そうしますと、以前は確かに本会議中心主義でしたから、委員会では請願と陳情を審査するのがほとんどだったんですね。委員会中心主義になって、議案も配付されるようになり、そしてまた、先ほど言った陳情の郵送なり、あるいは、数の多さからして、もう到底自分たちでは審査できない。それだったら、紹介議員を添えた、いわゆる責任ある陳情をしてもらおうという話になったと、大まかでは理解しています。ただし、そのとき、陳情でも、市民に身近な陳情については、議運でその都度請願と同じ扱いにするかどうかを議論する。そんな話はあったはずです。ただ、マニュアル見ると、その部分は書いていない。
○鈴木委員長 いいですか、木内委員だけで。田中委員は意見が違うかもしれないから。田中委員。
○田中富造委員 私もそのころはおりましたので、流れはそういうことだと思うんですけれども、確かに考え方が、議会運営委員会の中でもありまして、もちろん先ほど私が言ったように、陳情も市民の重要な提案だから審査すべきだと、私たちの意見を述べました。で、残念ながら、大勢の流れの中で、そうなってしまったんですけれども、今、木内委員が言われたような本会議中心主義だったので、委員会は請願、陳情の審査ということだったことは事実だと思います。
ただ、それも時間を使い、どこまで委員会やるかということで違ってくるから、委員会中心主義であっても、今ある委員会を、その分、請願、陳情に限って、また1日、2日なり開催日をふやすとか、いろいろ手だてはあると思うんですね。だから、定例会だけの委員会開催だけではなくて、閉会中も2回、3回とやるようなこともあっていいんじゃないかなと思いますね。それで、栗山町も相当開いています。伊賀市もそうでしたけれども、議会基本条例を制定するに当たっては、相当委員会を開いて、懸命に意思統一を図ったということもあるので、やはり、そういうことを見習うべきじゃないかなと私は思いますけれどね。
○島崎委員 2人の先輩方からお話を伺って、ありがとうございます。私と、あと4人の方はまだ議員になっていなかったんでしょうか。ですから、事情を伺えるというのはよかったかと思います。ただ、先ほどの木内委員の発言の中に、陳情を請願のように扱わなくするに当たって、三鷹市や小平市のように、話し合いの中では、場合によっては、市民に身近な問題であったり、請願と同じように議論するべきだ、審査するべきだと決まれば、そのようにするという話し合いだったということですが、実際には、そういったことを、今まで陳情に出てきたものをやってきたことはあるんでしょうか。
○鈴木委員長 もし事務局が把握しているんであれば、事務局で、当然この請願が出ていますから、いろいろ調査事項もしていただいていると思いますので、もし今の質疑で御答弁できれば、お願いしたいと思います。次長補佐。
○議会事務局次長補佐 今のことにつきまして、事務局から若干説明させていただきます。島崎委員がおっしゃいました議運なりの中で、陳情の取り扱いについて、議運の中で、これは例えば陳情ではありますけれども、請願として取り扱ったらどうかとかいうお話だと思うんですけれども、私が議会事務局に来て4年目になりますが、この4年間の中では、そういった記憶はいたしておりません。ただ、全く陳情を今まで審査しなかったかというと、そうでもございませんで、調べてわかったのは1件だけなんですが、平成12年に出された陳情、平成12年ですから、陳情の取り扱いが変わった後でございます。陳情のタイトルとしましては、BMX、スケートボードパークに関する陳情というのが、請願と同じように付託されて、議論されてございます。
○島崎委員 ありましたね、ということが思い出されました。それと、先ほどの請願文の中に、市民は不利益をこうむるといったような一言があったかと思うんですけれども、確かに選挙のときに、議員の名前はわかるけれども、身近に感じていらっしゃらない。どの人にどういうふうな頼みに行ったらいいかわからないという声なども聞くこともあります。ただ、田中委員の、栗山町や伊賀市を例に挙げて、地方自治という点からも、陳情を請願に扱うべきではないかということを提案しつつ、田中委員のほうから、委員会をもう1日ふやすとか、いろいろなことを修正というか、それも考慮しないと実現できないねというお話もありましたので、そこら辺も含めて考えて議論していったらいいのかなと思いました。
○鈴木委員長 ほかに質疑、意見ございませんか。島田委員。
○島田久仁委員 私もこの陳情書の扱いの議運決定、平成12年11月という議運決定のときには、議員ではなくて、今、経過を伺ったんですが、1つは実際にこのようになるときに、たくさんの陳情が出てきていたということなんですが、その陳情がどれぐらい当時出てきていたのかというのが、現在と当時の比較を。数的なものがわかれば、お伺いしたいのと、それから、東久留米市は多分、陳情を当市と同じように扱うようになったんだか、なるんだか、そんなことがどこかに出てきた。やらなくなったんですか。(発言する者あり)他市の詳しい状況がわかりましたら、お伺いしたいですが。
○議会事務局次長補佐 まず、東村山市におけます陳情の提出件数を申し上げます。まず先に、陳情書の取り扱いが変わった現在について、お答えいたします。おおむね、少ない年で3件、多い年で6件という陳情が提出されてございます。それから、陳情が以前のように審査されていた時代、平成元年から平成10年まででございますが、少ない年で22、23件、多い年で59件、この10年間を平均しますと、38件程度の陳情が提出されてございました。
それと他市のお話ということで、今、具体的に東久留米市のお名前が出ました。東久留米市は、私どもが知っている情報としましては、東久留米市の5月15日号の市議会だよりに出ておるんですが、陳情の取り扱いを変えまして、陳情は審査しないということで、その旨が記事になっておりまして、9月定例会から審査しないことに決まりましたと出てございます。
○島田委員 東久留米市が陳情の扱いを、このように変えるようになったいきさつなんかは、細かいことはわからないですよね。
○議会事務局次長補佐 細かい議論は承知していないんですが、せんだって、先方の事務局長からお話がございまして、審査しないことになったという話と、その中で、東村山市、小平市を参考にしたという話はちょうだいいたしました。
○島田委員 当市を参考にしたというお話もあったんですが、東久留米市はたしか議員の視察をやめたんでしたか、行政視察をね。というような中で、東村山市を参考にして、陳情の審査を今までとは違った取り扱いにしてきたということは、全体の流れとしてはどうなんだろうなというのが、私が今、感じたことなんですが、確かに田中委員がおっしゃるように、すべての市民の方の御意見というのは、お1人お1人どんな方であっても、貴重な意見として、私たち議員は受けとめなければいけないし、必要であれば、議会としてきちんと議論していかなければいけないというのは、同じ思いです。ただ、この平成10年の11月に議運の決定があって、このように運営マニュアルに載ってから、陳情の件数の差というのは、今まで陳情だったものを請願として出すように、市民の方が努力をされたということなんでしょうか。それとも、審査をされないから、出してもしょうがないんじゃないかということがあったのかどうか、具体的に御存じの方がいらっしゃったら伺いたいです。
○議会事務局次長補佐 確かに請願と陳情と関連性がございますので、今、島田委員がおっしゃられたように、陳情から請願に変わった部分もあろうかと思います。具体的に件数で申し上げますと、先ほど陳情が、年間38件程度出ていたというお話をさせていただきました。その当時は、請願は少ない年ではゼロ件、あっても1けたの提出件数でございました。で、平成10年以降、陳情が4、5件、あるいは6件になったときに、請願は30件から出るようになってございまして、ここ数年で、少ない年では、請願10件、11件という年もあるんですが、多い年では31件、35件と、請願のほうが逆にふえている状況でございます。
○島田委員 今、請願と陳情の件数の相関関係みたいなのを言っていただいたんですが、それとともに、先ほど平成12年に、この議運のマニュアルに、請願の取り扱いとして配付のみというのが載った後に、先ほど言ってくださったBMX、スケートボードパークについての陳情を、請願のように審査されたという話があったので、必要であれば、そのように取り扱えるということが第138条に載っているということは、で、事実そのようにしてきたということがあるということでは、田中委員が即刻採択という姿勢を示されていたんですが、もうちょっと他市の状況とか、他の市民の皆さんの御意見とかも伺いながら、考えていってもいいんではないかと思います。これは意見です。
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結局、この『陳情書は、「東村山市議会会議規則 第138条」の条文主旨に基づき処理すること』を求める請願は、採決に至らず継続審査となった。
「無責任にも郵送か何かでじゃんじゃん来て、それからまた、国や都に対する話の賛成か反対か、何々してくれとか、どうのこうの、そういう陳情が結構あったんですよ」という木内議員の話だが、少なくなったとはいえ、今も陳情の実情は変わっていないかもしれない。
例えばこの間の9月定例会で配付された陳情は5件だが、その中身はというと……。
*議会は使命を果たすことを求める陳情
*下水道使用料の減免についての陳情
(この2件は窓口で受け付けたモノ。2件とも陳情者は同じで、瑞穂町の人。)
*公共施設室内での殺虫剤の使用に関する陳情
*公共施設樹木等への農薬使用削減に関する陳情
(この2件は郵送されたモノ。陳情者は同じで西東京市の市民グループ)
*ビラ配布、表現の自由を守るための要請
(これは宛名が「東村山市議会議長」ではなく「市区町村議会」となっている。おそらく東京都の各市区町村に出しているのだろう。陳情者は東京の弁護士団体)
残念ながら東村山市民からの陳情はなかった。だからといって全く審査しなくていいとは思わないが、ある程度、ふるいにかける必要はあるかもしれないし、こういう陳情の実情を市民に知らせる必要もあるかもしれない。
東村山市の農協の野菜販売が、とても人気があるそうですね、新鮮で顔の見える安心の野菜、農地減らしたくないですね。今後も頑張ってください。
2008-11-19 水 15:26:47 |
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コメントありがとうございます。
聞くところによると、毎年売上が伸び、昨年は年間売り上げが5000万円を超えたとのことです。とてもいいことだと思います。
ただ、まだまだ地元の野菜の良さを知らない人もいるから、行政も協力してもっと市民にアピールしないといけないと思っています。
いいアイデアがあれば教えてください。お願いします。
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