好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    私が訴えた裁判〜第1準備書面 その3

     2008年7月18日に被告側から出された第1準備書面の紹介の続き。初めて読む人は、

    「私が訴えた裁判〜第1準備書面 その1」
    「私が訴えた裁判〜第1準備書面 その2」

    から読んでください。内容は「第1 前提となる事実」の続きです。

     
     4 原告薄井が東村山市議選に立候補を決めた経過
    (ア)原告薄井は、同人の2007(平成19)年1月13日付ブログにおいて、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」を宣伝等する目的で、所属した性風俗情報出版会社が統一地方選挙に立候補させることを話し合い、結局、このことが、東村山市議選出馬につながった事実を明らかにしている。
     その際、原告薄井が前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」の担当者(「キャスター」役)と決まっていたため、2007(平成19)年の統一選挙で新宿区議選に立候補すれば、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」の認知度も上がり、万一、当選でもすれば話題性も獲得できるとの思惑から、立候補を勧められたが、新宿区に引っ越す必要があるため、家族のいる原告薄井は、結局、「新宿区議になるくらいなら東村山市議になる」と言って原告薄井は断ったものの、この企画が出てから、区議や市議の選挙についていろいろ調べ、この時調べた知識が東村山市議選への立候補を早めた旨、原告薄井は同人のブログ上で公然と自認している。

    (イ)原告薄井は、前項(ア)のブログ記事からわずか17日後、2007(平成19)年1月30日付の同人のブログにおいて、「私は『市議になる』ということを考え始めて数日後、さり気なく妻に聞いてみた。」との事実を公表しており、このとき、「あのさぁ、オレ、真面目に市議になりたいと思ってるんだけど」と妻に確認してみたところ、特段反対の意向ではなかったので、同人は「やったー! 第1のハードル、クリア」と喜んだ事実まで公表しているところからすれば、原告薄井が、遅くとも2007(平成19)年1月末までには、相当程度、東村山市議選に出馬する考えを持っていたことは明らかである。
     しかも、原告薄井は、翌月の同年2月から、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」の担当者(「キャスター」役)と決まっていて、現実に、選挙直前の同年3月末まで、同「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」の画面に顔を出し、実名も公表して、これを担当したのである。
     従って、原告薄井が、前項(ア)の「企画としての議員挑戦」という考え方の中から、新宿区議選ではないものの東村山市議選に出馬する意向を固めながら、本件「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」を同選挙の直前まで担当したことは、同人が市議選当選後に、本件「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」に対してとった態度、すなわち同人が登場する前記動画を一貫して維持し、削除することなどは一切、前記会社に対して申し入れすらしなかったという態度と大きな関係がある。

    (ウ)一方、原告薄井は、2004(平成16)年11月ころから、東村山市内にある飲食店を「食べ歩き」と称し、外食に出向いた先で、デジタルカメラで料理を写し、これを持ち上げる寸評を加えて、ブログに掲載し、名づけて「東村山グルメ日記」というブログを立ち上げたところ、アクセス数が増え、市議選出馬表明当時の2007(平成19)年3月には、150万件を超えていた。
     そこで、すでに、同年1月末までに東村山市議選への出馬の意向を固めていた原告薄井は、同年3月2日付及び3月25日付の同人のブログ「東村山グルメ日記」上に、東村山市議選への立候補表明を記載した。
     原告薄井は、前記ブログ「東村山グルメ日記」上で、「後〈ママ〉に皆さんに1つ、お願いがあります。この先の結果がどうあれ、私はこの「東村山グルメ日記」を続けていきます。グルメ記事に関しては、これまで政治色は一切出してないし、これからも出すつもりはありません。だから今後も引き続きご愛読のほど、よろしくお願いします。」と記載しているが、下線部分の主張にもかかわらず、アクセス数の多い同「東村山グルメ日記」上で、「食べ歩き」という同ブログの趣旨とはかけ離れた市議選出馬表明を行ったこと自体が、同ブログを自己の政治活動に利用したものであることは、明らかである。
     しかし、他方では、原告薄井は、前記「アダルト動画サイト」で、前記1・(2)の言動を行っている事実については、一時的に公表したなどと主張するが、その後、一切、前記「東村山グルメ日記」等のどのブログにおいても具体的事実を公表せず、隠匿している。


     5 原告薄井の東村山市議任期開始後の経過と前記アダルト動画の処置
    (ア)原告薄井は、前項4・(ウ)指摘のとおり、遅くとも2007(平成19)年3月25日には、東村山市議選に出馬することを公表したが、当時、同人は、前項2までに述べたとおり、本件「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」に登場し、画面にその顔、実名を出して上で〈ママ〉、時には、性風俗嬢と呼ばれる女性を同席させ、卑猥な表情や手振り等ポーズをつくり舌なめずりをしながら、セクハラの印象を与える言葉を使い、女性蔑視の内容も気にすることなく、法が禁止する売春行為を行っているとされるソープランドや手淫・口淫等売春類似行為を行っているデリバリーヘルス等特殊性風俗の紹介、宣伝を前記猥褻言動によって行っていた。
     原告薄井は、同人の主張によれば、同年3月30日に、前記「株式会社シーズ東京」を退社したが、すでに指摘したとおり、原告薄井が登場している同年2月から3月末までの約60回の動画は、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」上に「日付け」をつけて掲載され閲覧に供されていて、特段の制限はなかったので、あらたに追加された動画と同様に、「日付け」をクリックすれば、24時間いつでも、誰でも自由にアクセスでき、原告薄井が登場した動画をみることができた。

    (イ)2007(平成19)年4月22日、東村山市議選が執行され、原告薄井は当選したが、その後も、原告薄井が登場している同年2月から3月末までの約60回の動画は、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」上に「日付け」をつけて掲載され特段の制限もなく閲覧に供されていて、24時間いつでも、誰でも自由にアクセスでき、原告薄井が登場した動画をみることができた。
     そして、同年5月1日には、前記選挙で当選した東村山市議会議員の任期が開始されたが、原告薄井は、画面上に、自分の顔、実名を公表して登場している前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」について、これを削除しようという意思はなく、したがって、前記会社に前記「動画」を削除するよう申し入れ等は一切しなかった。
     ところが、すでに本書面第1・1・(ク)において指摘したとおり、2007(平成19)年6月25日に、原告薄井が、同年2月10日の前記「動画」上で宣伝した「違法ドラッグ」の「姫アグラ」が警視庁に摘発され、薬事法違反容疑で2名逮捕されるという事件が発生、報道された翌日の6月26日、原告薄井が登場している約60回の前記動画は、突然全部削除されたのである。
     しかし、原告薄井は、自分の顔、実名が画面に公表されているにもかかわらず、2007年(平成19)年6月25日の違法ドラッグ「姫アグラ」摘発事件まで、本件「動画」を放置し、自分には責任がないかのような態度を一貫して、続けているのである。
     原告薄井のこれらの態度は、同人が所属した特殊性風俗関係情報誌等を編集等した前記会社が、会社ぐるみで、その「アダルト動画サイト」の話題性、認知度を高める目的で、同「アダルト動画サイト」の担当者を統一地方選挙に出馬することを企画した際、原告薄井も当初これに賛同した事実があることから、また、当時においても新宿区議選でないとしても東村山市議選には出馬する意向がなかったとはいえないことから、原告薄井において、自分が当選し東村山市議の地位にあることが、前記「アダルト動画サイト(マンゾクTV)」の話題性、認知度を高めることに寄与することを企図したものであることが強く推認できる。
     本件「動画」が、「女性の人としての尊厳」を害し公共の福祉に反する「公衆道徳上有害業務」であるにもかかわらず、売春行為や売春類似行為を行う「特殊性風俗」を前記猥褻言動によって紹介、宣伝し、「女性の人としての尊厳」を害することを助長するセクハラ言動であることに全く無自覚であり、市議会議員という公職を公共の福祉に反する「特殊性風俗」の宣伝のための「広告塔」視する発想を原告薄井が所属した前記会社及び同人自身が有したことについては、厳しく批判されなければならない。

    (ウ)このような経過から、前記2記載の判例等から明らかなとおり、被告らは、市議の当選後において、すくなくとも公選による公人たる市議としての任期が開始された以上、また、東村山市には、男女共同参画条例の前記各規定もあるにもかかわらず、原告薄井が、「女性の人としての尊厳」を害する特殊性風俗を、前記猥褻言動によって紹介、宣伝し、インターネットを使って「人の住居」に「動画」を送信して24時間、誰にでも閲覧に供し、当該「動画」を見る者を事実上の売春行為を行う「ソープランド(別称「個室サウナ」)」そして手淫・口淫等売春類似行為を行う「ホテルヘルス」、「デリバリーヘルス」等特殊性風俗に誘引し、以って、女性を蔑視し「女性の人としての尊厳」を害することをさらに助長するセクハラ言動を、市議としての地位にありながら、行ったことは、市議としての基本的資質に欠けているばかりか、これを被告らが放置することは、同僚の市議として被告らがこれを容認していると有権者市民は認識しむしろ批判をうけるところとなるから、被告らは厳しく同人を批判する活動を開始したのである。
     被告らは、原告薄井が行った前記助長する猥褻言動を前記2記載の判例等から、公人たる市議として許されないセクハラ言動と総称し、これを批判する論評を、批判的言論として継続的に行っているものである。

    (エ)被告らの批判言論
     このようにして被告らが行った原告薄井に対する批判的言論は、主なものとしては、先ず東村山市民新聞第157号であり、その後、すでに指摘したとおり、違法ドラッグ「姫アグラ」問題等、違法性が問われる事態となっているので、継続して、原告薄井に対する批判的言論の活動を継続しているのである。
     したがって、原告薄井が行った助成を蔑視し、「女性の人としての尊厳」を害することをさらに助長する行為を公人たる市議として許されないセクハラ言動と総称し、被告らが為した原告薄井に対する論評としての「セクハラ言動」批判は、むしろ市議会議員として為すべき正当な言論活動であって、何ら名誉毀損該当性がない。


    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


     ふぅ〜……ここまででようやく「第1 前提となる事実」が終了となる。
     ここまで書き写して気付いたのは、繰り返しの表現が多いことだ。あることを印象付けるための文章技術ではあるが、裁判関係の文章ではあまり使われないと思う。
    「印象付ける」という点では、認識が間違っているのにあたかもそのことが当然の前提であると思わせる表現が多々見られる。例えば「法が禁止する売春行為を行っているとされるソープランド」という表現。もしこれが事実なら、現実に売春行為を行っているソープランドに対して何らかのアクションをすべきなのではないだろうか? これが事実と認識していながら何もしていないということは、それこそ「これを容認していると有権者市民は認識しむしろ批判をうけるところとなる」のではないだろうか?

     また、さりげなく

    原告薄井は、同人の主張によれば、同年3月30日に、前記「株式会社シーズ東京」を退社した

    と書いてあるが、「私が訴えた裁判〜第1準備書面 その1」でも説明した通り、私が勤めていたのは「株式会社クリエイターズカンパニーコネクション」である。「株式会社シーズ東京」に勤めていたと主張しているのは、被告である矢野穂積・朝木直子両議員であるのに、わざわざ「原告薄井は、同人の主張によれば」としているところに悪質さが感じられる。


     今回も突っ込みどころが満載で、ほかにもいろいろと突っ込みたいのだが、あと1つだけに留めておく。
     5の(エ)に「被告らが行った原告薄井に対する批判的言論は、主なものとしては、先ず東村山市民新聞第157号であり」という文章がある。この「東村山市民新聞第157号」の記事こそ私に対する最大の名誉毀損行為だと思っている。というのも、アクセスしなければ見られない「マンゾクTV」の画像を、わざわざ違法に取得して紙面に掲載し、東村山市内に配布しているからだ。もし「市議会議員として為すべき正当な言論活動であって、何ら名誉毀損該当性がない」と主張するのであれば、なぜ現在、「東村山市民新聞バックナンバー WEB版」において、第157号の問題の記事が掲載されているページだけが見られないようになっているのか、ぜひとも説明していただきたい。





    関連記事
    この準備書面はひどい
     この準備書面は、ちょっと弁護士が書いたものとは思えません。
    矢野市議、朝木市議が、自ら準備した準備書面と理解してよいでしょうか?
    [ 2008/10/27 01:25 ] [ 編集 ]
    P2Cさんへ
    コメントありがとうございます。
    私より先に3羽の雀さんが答えてくださっていますね。

    http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20081027/p1

    断定はできませんが、私もこの準備書面を弁護士が書いているとはちょっと思えません。でもだからと言って、矢野・朝木両議員が書いているかというと……可能性はあるかもしれませんけど、わからないというのが正直なところです。

    [ 2008/10/28 11:33 ] [ 編集 ]
    コメントの投稿












    管理者にだけ表示を許可する
    トラックバック
    この記事のトラックバックURL

    検索フォーム
    記事ランキング
    開運アドバイス
    ツイッター

    ・リツイートを含む過去のつぶやきは
    こちらを参照
    広告
    草の根問題がわかる本

    民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒


    『民主主義汚染 東村山市議転落と日本の暗黒』(宇留嶋瑞郎著/ユニコン企画発行/長崎出版発売/1200円+税)

     草の根問題の原点ともいえる1995年の議席譲渡事件と女性市議転落死事故について詳細に書かれたルポルタージュ。現在、絶版となっていて書店では買えないが、私の手元に在庫があるので、希望者はこちらにメールしてください。書籍代+送料でお分けいたします。

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    電力使用状況
    QRコード
    QR
    FC2カウンター
    自己啓発に役立つ本
    日本語検定やってみる?
    TOEIC英単語帳 できる?