好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    名誉毀損で訴えました

     2007年12月27日に「東村山市男女共同参画苦情等申出調査処理結果通知書」が出て、私がセクハラ行為をしていないことが証明されたにもかかわらず、ホームページ「東村山市民新聞」において「セクハラ市議」「女性差別市議」と書き続ける草の根市民クラブの矢野穂積議員と朝木直子議員。2008年1月23日、東京地裁八王子支部で「矢野穂積・朝木直子両市議に対する辞職勧告を求める請願」を名誉毀損とする民事裁判の第3回口頭弁論が行われたあと、矢野・朝木両議員に「セクハラ市議」などの表現をホームページから削除するよう求めた。これに対し、矢野議員は私にこう言い放った。

    「『セクハラ市議』はあなたの代名詞」

     そしてその後も何ら改善も謝罪もない。そこで私は2008年4月16日、矢野・朝木両議員、そして両議員がかかわる「多摩レイクサイドFM」の代表者を名誉毀損で訴えることにした。以下がその訴状である。


     

    訴  状


    平成20年4月16日

    東京地方裁判所八王子支部民事部 御中


    原 告   薄井 政美

    被 告   矢野 穂積
    被 告   朝木 直子
    被 告   特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM 代表者 筆頭理事○○○


    損害賠償等請求事件
    訴訟物の価額   1020万円
    貼用印紙額   5万3000円


    請求の趣旨


    1 被告矢野穂積及び被告朝木直子は原告に対し、連帯して金800万円及び平成19年4月23日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。

    2 被告らは原告に対し、連帯して金200万円及び平成19年9月5日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。

    3 被告矢野穂積及び被告朝木直子は原告に対し、インターネットホームページ「東村山市民新聞」トップページにおいて、別紙1記載の謝罪広告を別紙2記載の条件にて1週間掲示せよ。

    4 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFMは原告に対し、別紙3記載の謝罪広告を別紙4記載の条件にて3日間放送せよ。

    5 訴訟費用は被告らの負担とする。
     との判決及び上記第1項ないし第2項について仮執行宣言を求める。


    請求の原因



    第1 当事者

    1 原告
      原告は、平成元年に毎日新聞社入社、同6年に内外タイムス社入社、同16年にクリエイターズカンパニーコネクション入社、同19年3月退職し、同年4月22日執行の東村山市議会議員選挙に立候補し当選。現在、東村山市議会において一人会派「地元のチカラ」の市議会議員として活動している者である。

    2 被告矢野穂積
      被告矢野穂積(以下、「被告矢野」という)は、議会内会派「草の根市民クラブ」に所属する現職の東村山市議会議員であり、政治宣伝紙「東村山市民新聞」、インターネットホームページ「東村山市民新聞」の発行人である。

    3 被告朝木直子
      被告朝木直子(以下、「被告朝木」という)は、議会内会派「草の根市民クラブ」に所属する現職の東村山市議会議員であり、政治宣伝紙「東村山市民新聞」、インターネットホームページ「東村山市民新聞」の編集人である。

    4 被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM
    (1)被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFM(旧称「特定非営利活動法人ひがしむらやまFM」・理事長○○○=以下、「被告FM」という)は、平成16年6月に総務大臣から無線局免許を付与されたコミュニティFM放送局であり、東村山市を中心に周辺8市を放送エリアとしている。
    (2) 被告矢野は被告FMの監事であり、毎日放送される(1日4回)「ニュースワイド多摩」のチーフプロデューサーである。また同番組に自ら出演して進行役兼解説役を務めている。
    (3) 被告朝木は被告FMの事務局長であり、また「ニュースワイド多摩」の番組制作部長でもある。


    第2 不法行為

    1 被告らの政治宣伝紙「東村山市民新聞」による名誉毀損

     東村山市民新聞は、前記のとおり被告矢野が発行し、被告朝木が編集している被告らの政治宣伝ビラであるが、この「新聞」は地元ミニコミ紙の体裁を取って、広く東村山市内や東村山市役所で配布されるなど不特定多数に配布されている。

    (1)「東村山市民新聞」第157号
    ア 記事1
     被告矢野及び被告朝木は、両被告が編集・発行した平成19年5月29日付「東村山市民新聞」第157号1面において、
    〈薄井「超セクハラ市議」の登場は有権者にも責任!〉
    〈「風俗マニア」がグルメで粉飾、市議に〉
    〈公然と市条例違反の人権侵害行為を、5月以降も!〉

    との見出しで原告に関する記事を掲載し、本文において〈4月22日、投開票の東村山市議選では、とんでもない人物が「当選」している。〉とした上で、原告について、
    〈薄井政美「市議」の場合は単なる「風俗マニア」、立候補の資格すらなく、辞職すべきだと断言できる。〉
    〈市議が公開のアダルト動画サイトでセクハラ発言を連発するなどもってのほか、条例違反の違法行為だ。〉
    と記載した(甲1)。

    イ 記事2
     さらに両被告は、同1面において、
    〈条令違反〉〈「セクハラ満載」の動画サイト〉
    との見出しで原告の選挙活動に関する記事を掲載し、本文において、
    〈薄井市議は……「風俗マニア」の素顔を粉飾〉
    と記載した(甲1)。

    ウ これらの記載(上記ゴシック部分)は、原告を「超セクハラ市議」と呼んであたかも原告がセクハラ行為という人権侵害行為を日常的に行っている「とんでもない人物」と印象づけ、市議になってもアダルトサイトでセクハラ発言を連発して違法行為を行っている人物であり、また原告を単なる「風俗マニア」として、そのような人物は「立候補の資格もない」かのような虚偽の事実を摘示し、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。

    (2)「東村山市民新聞」第158号
    ア 記事1
     被告矢野及び被告朝木は、両被告が編集・発行した平成19年8月29日付「東村山市民新聞」第158号1面において、
    〈問題は「犯罪」関与の疑惑に進展! 性風俗マニア「市議」〉
     との見出しの下、
    〈問題の薄井「市議」は、市議候補者になった後も「ソープランド」などの「性風俗特殊営業」の宣伝をしてきたが、調査の結果薬事法や職業安定法の違反をしているのではないか、という疑惑まで出ている。〉
     との記事を掲載した(甲2)。

    イ 記事2
     被告矢野及び被告朝木は、同4面の「編集長朝木直子」名義による「インサイド・リポート」、〈六月二五日、薬事法違反事件で逮捕者〉との記事の中で、
    〈薄井氏、セクハラどころか、ついに犯罪の疑惑が〉
     との記事を掲載した(甲2)。

    ウ これらの記載(上記ゴシック部分)は読者に対し、原告が〈性風俗マニア〉であるのみならず、厚生労働省から承認を受けていない「姫アグラ」を違法に宣伝するという薬事法違反行為を働き、まるで犯罪者であるかのような印象を抱かせるものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させるものである。

    (3)「東村山市民新聞」第159号
    ア 記事1
     被告矢野及び被告朝木は、両被告が編集・発行した平成19年12月15日付「東村山市民新聞」第159号3面において、
    〈逮捕者まで出た「違法ドラッグ」を、違法と知りながら紹介〉
    〈違法ドラッグ紹介・女性蔑視の薄井氏を不問に〉

    とのタイトルの朝木直子の署名記事を掲載した(甲3)。

    イ 記事2
     被告矢野及び被告朝木は、同3面において、
    〈女性蔑視の薄井氏を助けた公明ら〉
    とのタイトルの記事を掲載した(甲3)。

    ウ これらの記載(上記ゴシック部分)は読者に対し、あたかも原告が違法ドラッグを紹介するという違法行為を犯しているだけでなく、原告が女性蔑視主義者であるかのような印象を与えるものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させるものである。


    2 被告らのインターネット「東村山市民新聞」(ウェブ版ニュース)による名誉毀損

     被告矢野及び被告朝木は、不特定多数がアクセスできる、その発行・編集するインターネット「東村山市民新聞」(ウェブ版ニュース)に、原告を名指しして以下のような記載をなし、もって東村山市議としての原告の名誉を著しく毀損した。

    (1)「エロ・ライター」
     被告矢野及び被告朝木は平成19年4月23日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」において、〈答えて薄井さん! こんな人が市議に?! 市議選第14位で当選した「薄井政美」という人物〉とのタイトルの下、
    〈ごらんになってみて下さい。このような人物が「市議」でいいんでしょうか?!〉
    〈★これじゃまるで「エロ・ライター」!薄井政美特集〉

    との文言を記載した(甲4)。
     上記記載は、原告が東村山市議となって以後も「エロ・ライター」であり、市議にふさわしくない人物であるとの虚偽の事実を摘示するものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。

    (2)「薄井セクハラ問題」
    ア 被告矢野及び被告朝木は平成19年5月1日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」において、「発行人緊急アピール」として、
    〈「薄井セクハラ問題」について〉
    とのタイトルを掲示し、本文中において原告について、
    〈「セクハラ」を公然と肯定〉
    〈セクハラ体質〉

    などと記載した(甲5)。

    イ 被告矢野及び被告朝木は平成19年5月4日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」トップページにおいて、〈特集3 薄井「超セクハラ活動」問題!〉
    との文言を記載した(甲6)。

    ウ 被告矢野及び被告朝木は平成19年5月17日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」トップページにおいて、
    〈特集3 薄井「超セクハラ活動」問題!〉
    との文言の下に、
    〈「超セクハラ」映像〉
    〈やっぱり、風俗だけが得意な「セクハラ活動家」でした!〉
    と記載し(甲7の1)、原告の前職時代の動画サイトに違法にリンクして原告の前職時代の映像を貼り付けた上、それぞれの画像に、〈「セクハラ活動家」薄井政美氏〉
    との説明を付した(甲7の2)。

    エ 被告矢野及び被告朝木は平成19年5月18日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」トップページにおいて、
    〈特集3 薄井「市議」、実体は「超セクハラ活動家」!〉
    との文言を掲示した(甲8)。

    オ 被告矢野及び被告朝木は平成19年5月23日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」トップページにおいて、
    〈特集3 薄井「市議」、実体は「違法セクハラ宣伝マン」!〉
    との文言を掲示し(甲9の1)、
    〈違法セクハラ宣伝マン特集〉
    とのページにおいて、
    〈やっぱり、風俗だけが得意な「セクハラ活動家」でした!〉
    〈その実体は単なる「セクハラ活動家」!〉

    などと記載した(甲9の2)。

    カ 上記ア~オの記載は、市議である原告をセクハラ活動家等と繰り返し呼称し、原告がセクハラという反社会的行為を行い、市議としては不適格値であるとの表現を繰り返すことで、原告がセクハラの常習者であるかのような印象を読む者に植えつけ、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。

    (3)「風俗マニア」
    ア 被告矢野及び被告朝木は平成19年6月1日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」の「6月1日市議会リポート」において、
    〈違法セクハラ「風俗マニア」薄井「市議」〉
    〈「風俗マニア」であるあなたの市条例違反・違法セクハラ行為について、説明責任を求める市民の声を、無視するわけにはいかないじゃないですか。〉
    〈単なる「風俗マニア」〉

    などと記載した(甲10)。

    イ 被告矢野及び被告朝木は平成19年6月3日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」トップページにおいて、
    〈特集3 薄井「市議」は「違法セクハラ・風俗マニア」!〉
    と記載した(甲11)。

    ウ 被告矢野及び被告朝木は平成19年6月9日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」の「6月8日一般質問リポート」において、
    〈超セクハラ・風俗マニアの薄井「市議」の行為は市条例適用対象!〉
    〈超セクハラ言動を繰り返している〉

    などと記載した(甲12)。

    エ 上記ア~ウの記載は、市議会議員である原告が「風俗マニア」であるとの虚偽の事実を摘示するものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。

    (4)「職業安定法違反」「違法行為」「犯罪既遂」
    ア 被告矢野及び被告朝木は平成19年8月7日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」の〈薄井「市議」特集〉と題するコーナーにおいて、
    〈法律家・研究者の方々の応援により急展開!照準は、はっきりと、違法行為、犯罪既遂の事実です。追及は第2段階に!
    1 ソープ(本番=売春)は勿論、「特殊性風俗」は全部「有害業務」(確定判決)
    2 「有害業務」の宣伝(求人など)は職業安定法63条2号違反の犯罪(懲役刑判例としてすでに確立!)。法が否定する「有害業務」を「職業」などと叫んだ薄井氏及び薄井擁護派は、これで完全に破綻です。それどころではありません。犯罪の疑いまで出てきたのです。〉

    と記載した(甲13)。

    イ 被告矢野及び被告朝木は平成19年8月6日、両被告が運営するインターネット「東村山市民新聞」の〈佐藤・薄井「市議」特集のページ〉において、
    〈ついに薄井問題に決定打!法律家の方々から貴重な助言をうけました。薄井氏には速やかに辞職されるよう強く勧告します。詳細は順次掲載いたします。(編集部)関係条文 職業安定法第63条第2号(強制労働・有害業務)次の各号のいずれかに該当する者は1年以上10年以下の懲役または20万円以上300万円以下の罰金に処する。(1)略(2)公衆衛生または公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介、労働者の募集もしくは労働者の供給を行った者またはこれらに従事した者。〉
    と記載した(甲14)。

    ウ 上記ア、イの記載は、「現職市議である原告が、公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で、職業紹介もしくは労働者の募集をし、職業安定法違反という犯罪行為を働いた」との印象を一般読者に抱かせるものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。


    3 多摩レイクサイドFMによる名誉毀損

    (1)被告らは平成19年9月5日、被告らが運営または放送に関与しているコミュニティFM放送局、多摩レイクサイドFMの「ニュースワイド多摩」において、パーソナリティを務める被告矢野がアシスタントパーソナリティに「東村山市民新聞」第157号(甲1)を読み上げさせたあと、以下のような原稿を読ませ、放送した(甲15)。
    〈問題の薄井市議は、市議候補者になった後も、ソープランドなどの性風俗特殊営業の宣伝をしてきましたが、調査の結果、薬事法や職業安定法の違反をしているのではないか、という疑惑まで出ています。〉

    (2)さらに、その後の被告矢野の解説に続き、アシスタントパーソナリティが、実際に「姫アグラ」のネット通販で逮捕された事例を紹介したのち、
    〈無許可無承認薬品「姫アグラ」の効能にまで触れて、薄井氏が宣伝をしていたのです。薬事法68条は、無許可医薬品の効能効果または性能に関する広告をしてはならないと定めています。薄井氏、セクハラどころかついに犯罪の疑惑が浮上しました。〉
    との原稿を読み、放送した(甲15)。

    (3)続けて被告矢野が、
    〈この逮捕したのが6月25日。問題の薄井さんが出ていたアダルト動画が、削除されて見えなくなったのが6月26日です。
     ……この削除された動画の中に、アダルト動画の中に、薄井さん自身がこの「姫アグラ」という違法ドラッグについて、効能ですね、こういう効能が表れるというこの無許可の違法ドラッグの効能についてですね、とくとくとしゃべっているんですね、宣伝しています。一種こう紹介記事風の形はとっていますが、イメージ映像なんかも出てましてですね、で、これを使えばこういう効き目があるんだよ、という風にまさにこの薬事法が禁止しているですね、そういう性能じゃなくて効能っていうんですよね、を宣伝をしている。広告を実質的に行っている、ということが、わかったわけなんですね。〉
    などと解説した(甲15)。

    (4)上記放送は、「現職市議の原告が、ソープランドなどの性風俗特殊営業の宣伝をすることによって職業安定法違反を犯し、また姫アグラという無許可医薬品の宣伝をすることによって薬事法違反という犯罪行為を行った」との虚偽の事実を摘示するものであり、原告の市議会議員としての社会的評価及び信用を著しく低下させた。


    第3 被告らによる不法行為の虚偽性・悪質性

    1 原告は東村山市議に当選するまで被告らとはなんらの接点も面識もなく、当選告示翌日に始まった被告らによる「セクハラ市議」キャンペーンに戸惑うばかりだった。

    2 原告が東村山市議選に立候補するまでクリエイターズカンパニー(以下、「クリエイターズ社」という)に勤務し、風俗動画サイトに出演しコメントしていたことは事実である。しかし、それはあくまで業務として行っていたにすぎず、原告が市議となって以後新たに出演した事実は存在しない。また市議となっていて以後もこの動画がサイト上に残っていたことも著作権者であるクリエイターズ社の、業務上の判断によるものにすぎない。にもかかわらず被告らは、原告に対していっさいの取材もすることなく一方的に、原告が市議となって以後も同社のサイトに出演していると決めつけ、原告を「セクハラ市議」などと誹謗したものである。

    3 原告は、風俗動画サイトに出演してコメントした事実はあるが、セクハラ行為はもとより、職業安定法及び薬事法違反の不法行為をしたことはない。また、原告のコメントをめぐり原告及び原告が所属していたクリエイターズ社が捜査当局から取り調べを受けた事実もない。

    4 原告が動画サイトに出演したのは東村山市議会議員の身分を得る以前のことであり、被告らによる記事及び放送はすべて被告らの勝手な憶測にすぎず、虚偽であることは明白である。

    5 クリエイターズ社や原告に対する取材を行えば、原告が不法行為をしていない事実を容易につかめたにもかかわらず、被告らはいっさいの確認作業を行わないまま一方的に、新人議員である原告を「セクハラ議員」などと呼び、その後現在に至るまで延々と、被告らのメディアを総動員して原告があたかも議員としての資格がない人物であるかのような宣伝を続けているものであり、その名誉毀損行為の態様は執拗かつきわめて悪質である。

    6 また、被告らによる原告に対する誹謗の本質は原告の前職を問題とするところにあることは明らかであり、被告らの行為は社会に職業差別を助長することにつながりかねない。

    7 被告らが主張するように、議員となった後に前職を問題にする風潮が拡大すれば、それは国民に広く認められている公職への立候補の道を事実上制限する結果を招く恐れがあり、したがって被告らの行為は健全な民主主義の発展を阻害するものにほかならない。


    第4 被告らの責任

    1 被告矢野及び被告朝木は、政治宣伝紙「東村山市民新聞」、インターネットホームページ「東村山市民新聞」の発行人・編集人として、上記第2(1及び2)記載の記事を記載、発行した者として、原告が被った損害を賠償すべき責任がある。

    2 被告矢野及び被告朝木、並びに被告特定非営利活動法人多摩レイクサイドFMは、上記第2(3)記載の放送を行った者として、原告が被った損害を賠償すべき責任がある。


    第5 原告の損害

    1 政治宣伝紙「東村山市民新聞」による名誉毀損

     被告矢野及び被告朝木が編集・発行する政治宣伝紙「東村山市民新聞」が市内全域に配布されたことにより原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金400万円を下らない。

    2 インターネットホームページ「東村山市民新聞」による名誉毀損

     被告矢野及び被告朝木が編集・発信するインターネット「東村山市民新聞」で原告に対して「セクハラ市議」などの誹謗中傷が1年以上にわたって継続されたことにより原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金400万円を下らない。

    3 多摩レイクサイドFMによる名誉毀損

     被告らが関与する多摩レイクサイドFMの放送により原告が被った損害は甚大であり、これを金銭に換算すれば金200万円を下らない。


    第6 結語

     よって原告は被告らに対し、民法709条、同705条1項及び同2項、同719条、同723条に基づき、請求の趣旨1項及び2項の金員の支払い並びに同3項及び4項のとおりの謝罪広告の掲載及び謝罪放送を求めるものである。

    以 上



    別紙1 謝罪広告


     本紙は平成19年5月29日付第157号及び同8月29日付第158号並びに同12月15日付第159号において、東村山市議会議員薄井政美氏に対し、同氏が「風俗マニア」であり、「セクハラ行為」をしたとの記事を掲載しました。
     しかし、同氏が「風俗マニア」であり、「セクハラ行為」をしたとの事実はいっさいなく、本紙掲載の記事はすべて虚偽であり、同氏の名誉を著しく傷つけるものでした。よって本紙は、上記記事をすべて削除することとし、同時に薄井政美氏に対し心よりお詫び申し上げます。

    平成 年 月 日

    本紙発行人  東村山市議会議員 矢野穂積
    本紙編集長  東村山市議会議員 朝木直子


    別紙2

    「謝罪広告」の4文字は20ポイント、その他は14ポイントで、1面3段のスペースに掲載すること。



    別紙3 謝罪放送


    「ニューワイド多摩」では平成19年4月以降、東村山市議会議員の薄井政美氏に対し、同氏が「セクハラ行為」をしたかのような、また同氏が市議会議員としてふさわしくない人物であるかのような放送をたびたび行ってきました。
     しかし、同氏が「セクハラ行為」をしたとの事実はなく、この番組での放送内容は薄井氏の名誉を著しく傷つけるものでありました。よって薄井氏に関する「セクハラ行為」をしたとの放送部分をすべて取り消すとともに、薄井氏に対し心よりお詫び申し上げるものです。

    平成 年 月 日

    多摩レイクサイドFM「ニュースワイド多摩」理事長 ○○○
    パーソナリティ 東村山市議会議員 矢野穂積


    別紙4

    「謝罪放送」は3日間、「ニュースワイド多摩」の放送ごとに、放送の冒頭で被告矢野自身により「まずお詫びを申し上げます」と聴取者に告知した上、被告矢野が聴取者に明確に聞き取れる状態でゆっくり読み上げること。


    ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


     私が東村山市議会議員に当選した2007年4月22日の翌日からホームページ「東村山市民新聞」で「エロ・ライター」と名誉毀損行為をしてきた矢野・朝木両議員。アダルトサイト「マンゾクTV」から無断でコピーした画像を使って

    違法セクハラ「風俗マニア」薄井「市議」

    という見出しを付けた「東村山市民新聞」第157号(2007年5月29日発行)を見た私の妻は、私の仕事を理解してくれていたものの、こういう書かれ方に相当なショックを受けた。実際、この時点で私は名誉毀損で訴えることを考えたこともある。しかし、私はそうしなかった。それはなぜか?
     2007年5月25日に朝木議員が「マンゾクTV」に出演している私からセクハラを受けたと人権等侵害申立書を東村山市に提出していたからだ。私が名誉毀損で訴えれば、東村山市は係争中を理由にセクハラであるかどうかの判断を保留するだろう。だから私は、まず東村山市の判断を仰ごうと思ったワケだ。裁判ほど時間がかからず結論が出ると思って待っていたのだが、朝木議員がなかなか苦情等処理委員のヒアリングに応じなかったため(「東村山市男女共同参画苦情等申出調査処理結果通知書」を見てもわかるように、私は2007年7月13日に応じているのに、朝木議員のヒアリングは2カ月以上も遅れて9月27日に行われている)、結論が出たのは7カ月後の12月27日となってしまった。

    「セクハラではない」という結論が出てもなおホームページなどで「セクハラ市議」と書き続ける矢野・朝木両議員。
     今回、訴えることはもちろん自分の名誉を回復するためでもあるが、それ以上に私としては訴状に書いた

    「被告らが主張するように、議員となった後に前職を問題にする風潮が拡大すれば、それは国民に広く認められている公職への立候補の道を事実上制限する結果を招く恐れがあり、したがって被告らの行為は健全な民主主義の発展を阻害するものにほかならない」

    このことを重視したいと思っている。言われっ放しの状態を放置しておくことは、結局は職業差別をする人間を黙認することになる。それはやはり良くないことだと思う。

     人によっては“泥仕合”と見るかもしれない。しかし私は、裁判だけを熱心にやるようなことは決してしないつもりです。市政についても今まで以上に勉強し、取り組んでいくつもりです。
     このブログを読んでくださっている皆さん、どうかご理解のほど、よろしくお願いします。







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    薄井市議の決断に大拍手です。相手のデマにより、当選以来の苦労は並大抵ではなかった様に感じていました。
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    いつもは積極的に訴訟をおこす側が今回は立場が逆点してどのような対応をするのか…
    どちらが正しいのか市民に示す良い機会だと考えます。
    私は古今東西の人物伝を読むの趣味としていますが、妬む人間がその相手にデマ、中傷を浴びせる行為は歴史の法則の様です。結末の大半は自らの嫉妬によって身を滅ぼしています。
    今回もその方程式があてはまるように思います。
    [ 2008/04/17 16:35 ] [ 編集 ]
    矢野、朝木議員の政治感覚を知るには
    この名誉毀損「訴状」を読む事が、一番解かりがいいと思いました。
    今回の薄井議員の件以外にも、東村山市における、矢野、朝木両議員の不当で奇怪な行動が多くあります。感心できませんね。
    立ち向かう薄井議員に拍手です。
    [ 2008/04/18 09:59 ] [ 編集 ]
    秋津一市民さんへ
    コメントありがとうございます。
    ご心配をおかけしましたが、やはり矢野・朝木両議員には名誉毀損行為をしているということを自覚してもらわなければならないと思い、提訴しました。
    何が正しいのか、今回の裁判でハッキリすると思います。裁判については動きがあれば報告するつもりです。
    今後もよろしくお願いします。

    [ 2008/04/18 15:06 ] [ 編集 ]
    富士見公園さんへ
    コメントありがとうございます。
    私が立ち向かい、結果を出すことで、今まで立ち向かいたくてもあの2人が怖くて声すらあげることのできなかった人たちが、少しでも声を出せるようになれば……そう思っています。
    [ 2008/04/18 15:11 ] [ 編集 ]
    すばらしいです
    ひとつ伺いたいのですが、このすばらしい訴状は、ご本人が本人訴訟でおこなわれたのですか。それとも代理人がつかれたのでしょうか。
    [ 2015/10/18 15:36 ] [ 編集 ]
    ごんさんへ
    コメントありがとうございます。
    訴状は弁護士に書いていただきました。
    さすがに私にはこのような専門的な文章は書けません。

    [ 2015/12/13 19:18 ] [ 編集 ]
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    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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