好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

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    考えるヒントとなった本 vol.7

     
     たまたま東村山市の中央図書館で目について借りた本なのだが、まさに寝る間を惜しんでワクワクしながら一気に読んだのが、今回紹介する「ハコモノは変えられる!」(吉成信夫著/学文社刊/1900円+税)という本だ。

    ハコモノは変えられる!―子どものための公共施設改革

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     サブタイトルに「子どものための公共施設改革」とあるように、著者はこれまでに岩手県の3つの子どものための施設を手掛けてきた。本書はその3つのうちの1つである「いわて子どもの森」の体験をメインに、子どものための施設に必要なのはハコ(建物)ではなく中身だということを、とてもわかりやすい言葉で説明してくれている。
     すべてが体験に基づいた事実だから、「えっ、この後、どうなっちゃうんだろう?」とワクワクしながら読み進めることができる。そして気が付くと、「児童館って何だろう?」「子どもの健全育成って何だろう?」と考えさせられる。
     もちろん、子どものための施設に限らず、あらゆる「ハコモノ」と呼ばれる行政施設のあり方についても考えさせられるが、それよりもまず子どもに関する問題がズシリと胸に響く。
     著者は児童館の役割について、こう述べている。


     児童館はあまりにも当たり前のように昔から地域にあり続けてきた施設なので、関わりのないひとにとってはその意味や可能性をイメージしにくい施設だ。子どもと遊んでいるだけでお金になっていいですねえ、という皮肉交じりの言葉を投げられて悔しい思いをした児童館職員の話をこれまでどれだけ聞いたことかわからない。ただ遊んでいるだけではない。遊びを通じて子どもたちと全身で関わり、子どもたちの言葉にならない声を聴き取り、ときには子どもたちの凍えた心を溶かし、子どもたちの発達を見守り続ける大切な役割が児童館には本来あることを私たちは忘れてはいけない。


     この言葉に目からウロコが落ちる人がいるかもしれない。私がそうだった。また、児童館に限らず、子どもに関わる仕事をしている人はこの言葉に励まされるかもしれない。
     ぜひ多くの人に手にとって読んでもらいたいと思う。もうプロローグから引き込まれること請け合いだ。


     ちなみに著者は、ハコモノを変えるための教訓を巻末に示している。「ハコモノを作り変えるための10の鉄則」というモノで、著者による細かい説明を省いて、10の鉄則を箇条書きすると……。


    1.コンセプトづくりにまずは全力をあげて取りかかること。美辞麗句で飾らず、骨身になるまで削れ

    2.ポジショニングを明確にせよ。競合をマッピングし、ターゲットを絞れ

    3.イメージ目標を作れ

    4.名は体をあらわす。名称開発にこだわれ

    5.広報に努めよ。説明責任に応えよ。マスコミとキーマンのシンパを作れ

    6.常に、利用者の声を丹念に集めよ

    7.会議のスタイルを工夫し、改めよ。形だけの会議は組織を腐らせる

    8.職員のモチベーションを高めよ。施設長の仕事はここに尽きる

    9.細部にこだわれ。細部にこそ魂が宿る。

    10.朝令暮改を恐れるな。創造的破壊を恐れるな



     この考えをもって東村山駅西口の再開発ビルのコンテンツに取り組めば、今よりもっとよくなっていたかもしれない。でもまだ遅くはない。鉄則の10にあるではないか。「朝令暮改を恐れるな。創造的破壊を恐れるな」と。ハコそのものは変えられないが、中身は変えられるし、変わることができる。この10項目の鉄則はハコモノに限らず、あらゆる事業に応用できると思うので、ぜひ活用して欲しいと思う。そのためにもまず本書を読んで欲しいなぁ。








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    [ 2013/10/16 14:50 ] 【個人関連】 | TB(-) | CM(0)
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    usuimasayoshi

    Author:usuimasayoshi
    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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