好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    決算特別委員会 2日目その2

     2007年10月4日に行われた決算特別委員会の2日目、私は一般会計の歳入に続き、歳出の総務費について質問した――。

     2点質問したのだが、まず1点目は嘱託職員についてだ。これは9月18日の政策総務委員会で議案第55号「東村山市嘱託職員退職手当支給条例の一部を改正する条例」を審議した時から気になっていた問題だ。
     質問内容に入る前に、嘱託職員の退職手当の問題点について軽く触れておく。

     嘱託職員の退職手当は3年以上勤務した人に対して支払われる。このことにまず私は引っかかってしまうのだ。というのも、「東村山市嘱託職員に関する規則」の第4条に「嘱託職員の任用期間は、任命の日から当該年度の3月31日までとする」となっているからだ。つまり最長1年の契約のハズなのに、「3年以上勤めたら、退職手当もあるよ」というのはおかしいのではないだろうか? そりゃ同じ第4条に「ただし、再度の任用を妨げない」とあるけど、基本的には1年ずつ契約を交わしていくワケで、契約書に「3年以上勤務した場合、退職手当あり」とは明記されていないハズだし、明記するのはおかしい……私はそう思って疑問をぶつけ、採決では反対したのだが、自民党・自治クラブと公明党、共産党、民主・生活者ネットワークの賛成により、議案は可決した。

     嘱託職員に退職手当を出すという制度に納得していない私だが、この政策総務委員会での渡部尚市長の答弁を聞いて、嘱託職員という制度そのものに疑問を抱いた。市長はこの時、こう語った。

    「嘱託職員とはいえ、一般職員と変わらぬ業務をこなし、時には一般職員以上に働かざるを得ないこともあり、こうした労苦に報いるために必要と考えた手当だと認識している」

     この答弁を聞いた時はスッと流してしまったが、よくよく考えてみれば、本末転倒ではないか。嘱託職員を一般職員以上に働かせちゃマズいでしょ。何かあった時の責任を取らすワケにもいかないんだし。
     決算特別委員会で私は次のように質問した。

     平成18年度末付けで退職した嘱託職員の退職金に関して住民監査請求が出され棄却されたものの、意見では次のように述べられている。「法解釈上の疑念が払拭されたわけではない」「本来、法律の趣旨から言えば、全体の条例化が最優先となるべき課題だと思われるので、今後は機会を捉えて議会と、市の行政に貢献している嘱託職員の労働条件等の更なる適正化を図るために、議論をされることを切に望むものである」。私も同感であるが、市としての見解を伺う。

     これに対し、人事課長は監査委員の意見をしっかり受け止めた上で、嘱託職員について庁内で論議していきたいと述べるにとどまった。渡部市長にも伺ったが、大体同じような答弁だった。ただ、気になったのは次の言葉だ。

    「一般職員が2~3年で異動するのに対し、嘱託職員は長くその部署に勤めて専門性を持つようになっている」

     だから労苦に報いる各種手当が必要で、嘱託職員を世間でいうところの契約社員のようには扱えないというのだが、これって私にはおかしく思えて仕方がない。大体、一般職員より嘱託職員の方が仕事に詳しいという事態が、庁内全体にあるってのはどうなのよ。
     そもそも一般職員が2~3年で異動すること自体、私には不思議でならない。どんな仕事にも詳しいゼネラリストを養成するためだとは思うが、スペシャリストがいないとダメな部署もあるハズだ。そのスペシャリストの多くが嘱託職員だなんて、おかしいよ。民間会社だったら、会社として成り立たないと思うけど、どうなんだろう?

     大体、嘱託職員を一般職員と同じように働かせることが、そもそもおかしいと思う。一般職員よりも労働条件を軽くすべきだろう。
     現行の嘱託職員の任用・労働条件について議論が必要という認識はあるようだから、今後は庁内で検討委員会などを設置して大いに話し合って欲しいと思うが、その際、これを契機に一般職員のあり方についても考えて欲しいと思う。どういう職員に育てていきたいのか……今のままだと、単にヤル気を奪うだけのような気がしてならない。


     また長くなってしまったので、総務費についてのもう1つの質問は、後日にということで。






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    [ 2007/10/05 17:08 ] 【市政全般】 職員関連 | TB(0) | CM(0)
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    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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