好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    淵の森…思いは1つ

     交渉難航が伝えられる「淵の森」対岸緑地の保全問題。「淵の森保全連絡協議会」(会長・宮崎駿)は2007年8月29日、渡部尚市長と丸山登市議会議長あてに陳情書を提出した。また、渡部市長は9月4日の所信表明で「淵の森」問題に言及した。それぞれの思いをそのまんま、お伝えする。



     まずは「淵の森対岸緑地を公有地化するため、あらゆる施策方策を駆使していただきたき件」と題した陳情書から紹介しよう。(交渉関係者の固有名詞はイニシャルにしてあります)

     前略、貴職益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
     さて、標題の件ですが、5月18日に提出した陳情書に早速応えてくださり、6月19日午前10時からの「全部公有地化合意会見」では、多くの報道関係者や市民が見守る中、渡部尚市長から力強い発言を頂きましてまことにありがとうございました。
     その後、市議会にも承諾を得たうえで、公有地化交渉に買取業者を相手に取り組まれましたところ、道路承諾者である秋津地区の有力者であるY氏が現れたために難航し、なぜか業者案を当会に合意を求めて示されたが当会が拒否すると、今度は1億3000万円もの金額を提示され、貴職としては大変苦慮なされていました。
     解決策として、8月12日には「机上の図面だけでなく、現場で話し合いましょう」という当会の呼び掛けで、淵の森にお越しいただき柳瀬川を渡って現地を視察してもらい、全部の公有地化をトップ会談で再び確認させてもらいました。
     そして当日、貴職から申し出のあったように、当会も積極的に地権者や業者そして道路提供者であるY氏との交渉に乗り出しているところであり、平塚市のH氏やY氏も自宅を訪問して話し合ってきました。
     8月28日、市長室でR住販のJ氏とS常務、N販売のS社長(代理人:J氏)、Y氏(J氏に一任)、そして当会の安田敏男事務局長・K渉外担当・N顧問弁護士との話し合いが持たれました。
     ところが、過去ずーっと「R住販のJ」という肩書きで、この仲介を仕切ってきたJ氏が、この席ではじめて「一個人のJでN販売のS社長の代理人でございます」と冒頭、名乗ったのであります。「それはおかしいのではありませんか? 今までHさんとの仲介など、すべてR住販の名詞で事を運んできたのに…」と質問したところ、「不動産ブローカーとしては良くあること」との答弁には呆れてしまいました。
     いろいろ議論の末、J氏は「N弁護士と話し合いたい」と言うことで、別室で話し合った結果、「J氏の持っている書類をN氏には見せたいが、代理なので当事者に確認してから…」となって、後日連絡することとして話し合いは終了しました。
     つきましては、貴職におかれましては、「8月21日に市議会の同意も得て公有地化を発表した」のでありますから、市長として持ち得るあらゆる方策や手立てを駆使して、業者の開発行為を諦めさせ、当初公約どおり「全部公有地化を達成」するよう、ここに改めて強く求めるものであります。
     ちなみに、8月27日現在、1413人の方から23,954,666円の緑を想う金額が寄せられており、『難航』の記事を見ても続々と募金が集まっています。



     途中、「8月21日に市議会の同意も得て公有地化を発表した」とあるのは、「6月21日」の間違いだろう。
     この陳情書に対する返答ではないが、9月4日の所信表明で、渡部市長はこう語っている。

    淵の森緑地とは、東村山市と埼玉県所沢市との都県境に跨り、柳瀬川を背景にした樹林地で、平成8年度には宮崎駿氏からの寄付金を原資に公有地化したものであります。
     今年3月、その対岸の緑地について、開発計画が持ち上がったことから、宮崎氏が会長を務める「淵の森緑地保全協議会」から保全に関する要望書をいただきましたが、都市計画公園、緑地指定等の位置づけがない事、市の財政事情等から公有地化の推進には至らなかったところであります。
     その後、5月18日に「淵の森緑地保全協議会」から再度公有地化推進の要望をいただき、6月19日には宮崎駿会長の訪問があり、寄付金を募っているので再度の公有地化への検討要請を受け、6月21日に、市として、公有地化の推進へと向かったところであります。
     その後の経過につきましては、各種報道等でご案内のように、8月17日には地権者との契約を結んでいる不動産業者から当市との交渉を打ち切る旨の通知を受けましたが、その後も粘り強く折衝を続け、28日には市、淵の森緑地保全協議会、不動産業者の三者と一堂に会しての協議の場にこぎつくことができました。しかしながら、未だに価格面での大きな隔たりがあり、歩み寄るには大変厳しい状況ではありますが公有地化に向けて関係者とのぎりぎりの折衝を進めているところであります。


    「淵の森保全連絡協議会」を「淵の森緑地保全協議会」と間違えている点はいただけないが、苦しい状況ながら頑張る姿勢を見せてくれたのはうれしい。
     渡部市長は9月6日の鈴木忠文議員の代表質問に対しては、さらに明確にこう答えている。

    「全部公有地化に向けてギリギリの交渉をしていく」


     聞くところによると、平塚市に住む地権者・Hさんも「緑地として残したい」気持ちを持っているという。市民グループも市長も地権者も思いは1つだ。交渉はきっとうまくいく……私はそう信じている。
     しつこいと言われそうだけど、まだ募金を受け付けているので、よろしくお願いします。


    【募金単位】 1口1000円(何口でもOK。寄付をすると宮崎監督の直筆サイン入りの感謝状兼領収証のハガキが届くという。ATMやネットから振り込んだ人で「ハガキが欲しい」という人は、事務局に住所と名前をお伝えください)

    【振込口座】 東京都民銀行秋津支店 普通0601496(手数料は自己負担でお願いします)

    【口座名義】 淵の森保全連絡協議会会計 栗原保男(読み方は「フチノモリホゼンレンラクキヨウギカイカイケイ クリハラ ヤスオ」)

    【募金管理】 淵の森保全連絡協議会(会長・宮崎駿)

    【問い合わせ先】 事務局長・安田敏男 
    住所:所沢市上安松476-1 
    TEL&FAX:04-2944-2633






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    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。56歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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