好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    何となく寂しく思ったこと

     2007年8月28日は、一般質問の通告書を提出する締切日だった。正午までに提出しなければならないから、前日からヒーヒー言いながら半徹夜状態でまとめ上げた。28日には議案が配布されるから、一般質問の通告書を書き上げてホッとする間もなく、9月4日の議会初日にかけられる議案の発言通告書に取りかからなければならない。こちらの締め切りは30日の午後5時だ。
     議案書とにらめっこしながら「うーん、うーん」とうなっていると、いつの間にか夕方に。議会事務局の議員ボックスをのぞくと、各議員の一般質問通告書がまとめられた冊子が早くも入っていた――。

     9月議会では一般質問は議席番号の後ろの方からスタートする。だから冊子は議席番号26番の清沢謙治議員の質問通告書から始まっている。
     新人議員の私にとって、各議員の質問通告書はとても勉強になる。「こういう問題もあったのか」「こういう質問の仕方があったか」といろいろと気づかされる。
     しばらく読んでいて、私はあることに気がついた。何となく議員の数が少なく感じるのだ。もともと議長は一般質問しないから、25人分の質問通告書があるハズなのだが、数えてみると20人分しかない。

    「おかしいなぁ」と思っていたら、同じ控え室の佐藤真和議員が、「代表質問をする人は、一般質問はしないんだよ」と教えてくれた。
     なるほど、そういうことか……納得しかけて、またハタと考え込んでしまった。

     あれっ、確か代表質問する会派は、自民党・自治クラブと、公明党、日本共産党、民主・生活者ネットワークの4つだから4人だよね。質問通告書は20人分ということは、あわせて24人。もう1人、出してない人がいるってことじゃないのか?

     調べると、それは野田数議員だった。

     一般質問はしなくてはならないという義務ではない。東村山市のように議員全員が一般質問できるのはむしろレアケースで、一般質問をしない議員がいる議会の方が多い。だから「一般質問をしない」というのも議員の権利と言えるかもしれない。
     しかし……と私は思ってしまう。

     一般質問ができるのにしないということは、現在の行政に何の不満も疑問もないということでもある。そうなのだろうか? 特に野田議員は4月の選挙で4017票も獲得してトップ当選している。支持してくれた4017人の有権者も現状に満足していると、野田議員は考えているのだろうか?
     まあ、議員は有権者の代弁者であるべきと思う私の考えの方が、ひょっとしたら青臭いのかもしれない。

     でも、もう1つ引っかかる点がある。それは2007年7月10日に国立療養所多磨全生園の療養者と職員が「淵の森保全連絡協議会」(会長・宮崎駿)に100万円を寄付した時のことだ。実はこの場に生活文教委員会の委員長として野田議員は立ち会っている。そして寄付金受け渡しのイベントが終わったあと、私とともに同協議会の安田敏男事務局長から例の「淵の森」対岸緑地の公有地化が難航していることを聞いているのだ。
     買い取り交渉が難航していることが新聞報道されたのは8月7日のことだが、実は1カ月近く前から私と野田議員はそのことを知っていた。ただ、交渉中のことであり、水をさしてはいけないから黙っていただけだ。
     そういう事情を早くから知っているだけに、この「淵の森」問題に関して何らかの質問をするだろうと私は思っていたのだが、「淵の森」問題どころか、質問そのものをしないとは……。

     誤解しないで欲しいのは、私は野田議員を責めているワケではないということだ。それぞれ立場があり、自分の責任で判断し、行っていることだから、新人議員の私が文句の言うべきことではない。ただ、何となく寂しく思っただけだ。「淵の森」の現地に行き、裸足で柳瀬川に入ったという話を聞いているだけに、公有地化推進に向けた質問をして欲しかったなぁ、と……。





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    色々と市政の裏話(失礼知るべき実態)を読ませて頂いて有り難うございます。
    薄井議員のお陰で市政の見る目が幅広くなりました。
    ブログから他の議員のブログ紹介を受け、市民が選んだ議員の、人となりが解るようになりました。
    会議場での傍聴は二階席の遠くから、しかも後ろ姿じゃ表情、真剣度が全く伝わってこないからです。年齢が高じてから目も不自由です。せめて顔のクローズアップが見たいですね。
    [ 2007/08/31 23:18 ] [ 編集 ]
    富士見公園さんへ
    コメントありがとうございます。返事がかなり遅くなってすみません。
    私は議員としては素人なので、いろんな気付いたことを書こうと心がけています。
    今も疑問として抱いているのは「議員って何だろう?」ということです。
    わかっているようで、誰もわかっていない気がします。それぐらい、議員に対してはいろんな考え方があるということだと思います。
    その考え方の1つとして、自分の抱く「議員像」を今後もいろんな形で述べていきたいと思います。



    [ 2008/10/20 11:59 ] [ 編集 ]
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    Author:usuimasayoshi
    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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