好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    1962年10月22日

     この日、広島県広島市で私は長男として生まれました。広島市でも南の方で「江波(えば)」という町に家があり、そこには江波山と皿山という、「山」とはとても言えないほど低い丘みたいな山がありました。でもどちらも緑が多く、山の上には公園があり、子供たちの格好の遊び場となっていました。
     そしてすぐ近くには天満川と本川という川が流れていました。ほとんど河口近くなので、瀬戸内海の干満の影響を受けて、川なのに潮の満ち引きがありました。潮が引いた時は、川土手に下りて、よく石を引っくり返してカニなどを見つけて遊んでいました。


     

    街に関心を持った原点

    「東村山グルメ日記」の取材のため、東村山市内を食べ歩いているうちに、私はだんだんこの街が好きになっていった。川があって、畑があって、果樹園があって、野菜直売所があって、仰ぎ見れば山なみが見えて……のどかな気持ちになってくる。ただ、街を好きになればなるほど、嫌な面も見えてくるようになる。
     2005年11月に突如として降って沸いた(実際には以前から計画されていたことなのかもしれないが、その時の私にとってはまさに「降って沸いた」という感じだった)本町都営住宅跡地の桜と銀杏並木の伐採問題は、私が地元グルメのことだけでなく、街そのものについて考えるキッカケとなった。

    桜&銀杏並木のその後

     本町都営住宅跡地の桜&銀杏並木伐採問題はその後、「何とか残して欲しい」と署名運動が行われたものの、大半は伐採されてしまった。それでも何本かを救い出すことができたから、決して運動がムダではないとは言うものの、「決まったことだから」とゴリ押しする市側の対応には少し驚いてしまった。

    西口再開発を聞いて思ったこと

     東村山駅西口の再開発計画を知ったのはいつごろだろう。おそらく2004年5月15日発行の「市報ひがしむらやま」が最初ではなかったかと思う。
    「へぇ、大きな建物ができるのか。何が入るんだろう?」と思って読んで、「何だマンションなのか」とガッカリしたことを記憶している。しかし、この時は私の最寄り駅が久米川駅ということもあって、「勝手につくれば」みたいな感じしか抱かなかった。
     そんな私の気持ちに変化が起きたのは、本町都営住宅跡地の桜&銀杏並木伐採問題に少しかかわってからだった。

    市民運動にかかわることに

     もともと新聞記者志望で、実際に一時は大手新聞社の記者だった私だが、政治は大嫌い。これは新聞記者になった経験からそう思うようになったのだから皮肉なモノだ。自分の名前から「政治を美しくするのが自分の使命」なんて思っていたのに……。
     しかし、正義感は人並みに持っているつもりだ。それゆえ、西口再開発問題に関して「仕方ないかなぁ」というムードになりかけているのを、ギャラリー喫茶「四季の花」の女性店主が自身のブログ「はてなのゆりさん」が「まだ何とかできる」と声を上げたことに心を打たれ、再びこの問題を「東村山グルメ日記」で取り上げたのだった。

    住民投票を求めて

     東村山駅西口の無謀な再開発計画をいったんストップさせ、見直させるには住民投票しかない……私も参加して新たに発足した市民グループ「みんなで決めよう!東村山駅西口再開発」市民連絡会が導き出した対応策はコレだった。
     とはいえ、住民投票などメンバーの誰も経験がない。しかし時間もない。ということで、勉強しながら進めていくという“自転車操業”スタイルで、運動は進み始めた。

    舞台は議会へ

     集められた署名は選挙管理委員会で精査され、1万7291筆と確定した。有権者の約15%にも及ぶ数だ。
     細渕一男市長の手によって住民投票条例案が市議会に提出され、いよいよ審議・採決。これこそが私たちの前に立ちはだかる次なるハードルだった。

    疑惑の西口再開発

     住民投票を求める運動を進めている時には、100メートルビルをはじめとした計画の中身、そして税金の使い方が問題だとしてきた。しかし、この西口再開発にはもう1つ大きな問題があった。それは談合疑惑だ。

    企画としての議員挑戦

     私が勤めていた会社は風俗情報を扱う出版社だった。とはいえ、時代は確実に新聞や雑誌などの紙媒体から、インターネットに移ろうとしている。そのことを認識し、自社サイトを強化するためにもコンテンツの早急な充実が必要……そう考えた結果、会社は動画サイトをつくることを決め、プロジェクトチームを組んだ。
     そのチームの中に私も加わったのだが、当初はなぜ私がプロジェクトの一員になったのか、さっぱり理由がわからなかった。だが、どんな番組をつくっていくのか、中身の話を詰めていくうちに、その理由が見えてきた。
     風俗情報を流すニュース番組をつくる上で、キャスターが必要となってくるのだが、その条件が「真面目に風俗事情の話ができて、しかもオチャラケたこともできる人間」だったのだ。その条件をもとに社内を見回したら、私に白羽の矢が立ったというワケだ。2006年12月のことだった。

    決意の萌芽

     市議選のことを意識し始めたのは、1月末のことだった。私は、住民投票を求める署名活動を行った「みんなで決めよう!西口再開発」市民連絡会の世話人をしていた関係で、「トトロの里にふさわしい市長を!」東村山市民が市長をつくる会という市民グループの世話人なった。要するに市民派の市長候補を自分たちの手で探して擁立しようというワケだ。これこそ本当に政治にかかわるから、私はイヤだったのだが、会長はすごくいい人だから「この人のために」と思って世話人を引き受けた。
     何度か準備会議を経て、2007年1月27日に市民センター別館でこの会の結成集会を開催。実はこれが、市議選を意識するキッカケとなった。

    さり気なく妻に確認

     市議になる……正直言って、それまで本当に考えたことはなかった。確かに会社の企画で新宿区議に立候補するという話が出た時、「新宿区議になるくらいなら東村山市議になる」と言ったことはあった。でもそれはあくまでも冗談だ。
     だけど、本気で「市議になる」ということを考えると、不思議なのだが意外とだんだんしっくりくるようになった。私なら「政治は嫌い」という人の意見や考えを聞くことができるかもしれない。
     そもそも「政治は嫌い」という人は、決して「政治に無関心」というワケではない。単にかかわりたくないだけなのだ。意見を聞かれれば、ちゃんと答えるし、言いやすい人だったら自分から意見を言う。そういう人たちにとって「言いやすい存在」に私ならなれる気がした。
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    プロフィール

    usuimasayoshi

    Author:usuimasayoshi
    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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