好きになろうよ!東村山

    この街をもっと好きになって欲しいと願う中年オヤジの日記

    妻の不安

     選挙について事情をよく知る2人から、可能性を否定されなかったことで、私の挑戦への思いはグッと強くなった。
     数日後、私は意を決して妻の両親に今回の挑戦について話してみた。

    可能性はどうなのよ?

     選挙費用のことでドーンと落ち込んだ私だが、数日後、ちょっと思い直した。

    「もう2月なんだし、今さら昨年末から動いている人と同じことはできないし、同じことをやっていては負けるだろう。全く違う、私なりのお金のかからないやり方を考えればいいじゃないか」

     まあ、「金は天下の回り物」って言うしね。金がないなら、知恵を出すまでだ。
     それよりも私の場合、もっと重要なのは、市議になれるかどうかの可能性だ。可能性がないのなら、やはり諦めるべきだろう……そう思った私は、ある人に電話した。

    やっぱり無理なのか…

    「そう言えば…」と、私はあることを思い出した。
     仕事の関係で知り合った行政書士の友人がいるのだが、2006年のはじめ頃、私は彼からあることを聞いていた。

    「オフレコだけど、薄井さん、私、区議選に出ることになると思う」

    「区議選っていつ?」と聞くと、「来年」という答え。その頃は市議選に挑戦する気などサラサラなかった私は、この話を聞いて「1年以上も先のことを今から決意して準備するの? 大変だなぁ」と単純にそう思った。

    さり気なく妻に確認

     市議になる……正直言って、それまで本当に考えたことはなかった。確かに会社の企画で新宿区議に立候補するという話が出た時、「新宿区議になるくらいなら東村山市議になる」と言ったことはあった。でもそれはあくまでも冗談だ。
     だけど、本気で「市議になる」ということを考えると、不思議なのだが意外とだんだんしっくりくるようになった。私なら「政治は嫌い」という人の意見や考えを聞くことができるかもしれない。
     そもそも「政治は嫌い」という人は、決して「政治に無関心」というワケではない。単にかかわりたくないだけなのだ。意見を聞かれれば、ちゃんと答えるし、言いやすい人だったら自分から意見を言う。そういう人たちにとって「言いやすい存在」に私ならなれる気がした。

    決意の萌芽

     市議選のことを意識し始めたのは、1月末のことだった。私は、住民投票を求める署名活動を行った「みんなで決めよう!西口再開発」市民連絡会の世話人をしていた関係で、「トトロの里にふさわしい市長を!」東村山市民が市長をつくる会という市民グループの世話人なった。要するに市民派の市長候補を自分たちの手で探して擁立しようというワケだ。これこそ本当に政治にかかわるから、私はイヤだったのだが、会長はすごくいい人だから「この人のために」と思って世話人を引き受けた。
     何度か準備会議を経て、2007年1月27日に市民センター別館でこの会の結成集会を開催。実はこれが、市議選を意識するキッカケとなった。

    企画としての議員挑戦

     私が勤めていた会社は風俗情報を扱う出版社だった。とはいえ、時代は確実に新聞や雑誌などの紙媒体から、インターネットに移ろうとしている。そのことを認識し、自社サイトを強化するためにもコンテンツの早急な充実が必要……そう考えた結果、会社は動画サイトをつくることを決め、プロジェクトチームを組んだ。
     そのチームの中に私も加わったのだが、当初はなぜ私がプロジェクトの一員になったのか、さっぱり理由がわからなかった。だが、どんな番組をつくっていくのか、中身の話を詰めていくうちに、その理由が見えてきた。
     風俗情報を流すニュース番組をつくる上で、キャスターが必要となってくるのだが、その条件が「真面目に風俗事情の話ができて、しかもオチャラケたこともできる人間」だったのだ。その条件をもとに社内を見回したら、私に白羽の矢が立ったというワケだ。2006年12月のことだった。
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    usuimasayoshi

    Author:usuimasayoshi
    薄井政美

    家族は妻と長男、長女。52歳。趣味は地元の食べ歩きと映画鑑賞。東村山市在住

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